星、夜に光る星

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私から見える空に唯一
青く光る四等星があります
他の星はこの空に無く
その新星は明るく輝きます

その星は唯一の星である
その星は届かぬ星である

ああ、沈んだこの空よ
何色でもなく暗い空よ
あまりの重さに足は止まり
あまりの暗さに私は彷徨う

暗い旅路に目を閉じる中
燃え盛る星に抱く心情とは?
重圧の苦行に彷徨う中で
焼けてでも星を恋う訳とは?

時に眩しさは目を焼き
時に孤高さは標となる

この暗い空で見つけた
明るく光る新星の前で
澄んだ香りの炎を浴び
私は何を抱くべきだ?


*plus*
小さな光を
それはもう大事そうに抱えている。
絶対に手放さないように。
絶対にそれを、失う事がないように。



題材【たった一つの希望】より
心から外れてはいけない物。縋ってしまう物。先を見せる物。生きる夢を見させる物。
白から黒にするのは簡単だが、黒から白にするのは難しい。

3/2/2026, 2:33:41 PM