星、夜に光る星

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12/14/2025, 2:12:07 PM


何も分から無くなっていた。
僕が一体何をしたいのかも、
これからどうなるのかすら、
分からなくなって居たんだ。
心の中は、目の前に続く道は
色んな色を混ぜた黒によって
隙間なく厳重に塗りつぶされ
もう何も見えなくなっていた

苦しい辛い、寂しい悲しい、
暗いよ暗いよ暗いよ暗いの。
黒に先を見る全ての視界を、
未来への希望と言うものを、
奪われた私は一体何を見ろと
潰された私は一体何に縋れと
この私に生きろと云うのか?
生きる意味も無く生きろと?

叫ぶ私を見ている貴方の方が
本当は虚しいのではないのか
そう私は思うのでありますが
感情の無い貴方は無言でいる
非常に羨ましい限りなのです。
出来る物なら本当は私だって、
感情を無くしたいというのに。
こんな目に遭うくらいならば。

私は貴女方が羨ましいのですよ
どうせ死ぬ事が許されぬのなら
私は無感情で青く光っていたい
只何も感じずに浮かんでいたい



川縁に 幼子が座っていた
必死に 何か願う様である
綺麗なまだ若いその瞳は、
幼い故まだ濁ること無く。
ただ、 羨ましくなる程に
透明に 澄み切って見えた

思うに 一番残酷なことは
幼子が それを知らない事
ぼっとしている間にすぐ、
そんな時期は過ぎて行く。
過ぎた 時は戻らないのだ
だから それはとても貴重

たとえ 今だけだとしても
それが 貴重だからこそ、
君には今を生きて欲しい。
今は只その目に星を映し、
心から 願い事を沢山して
自身も 星になれば良いよ

一生の 汚れを溜め含めて
清潔な 物だけ集めたのだ
輝いた君の星光は綺麗に、
遠くまで届くのであろう。
どうか 出来るだけ長い間
輝いて 星になって欲しい

泣けるような星になって。



題材【星になる】より

12/13/2025, 11:50:08 AM

※少しセンシティブな内容を含みます。













目の前に広がっている
青い空と青い海
私が大声でただ叫べば
霧のように消え
見上げる程大きな船は
私を避けて通る

不安定な海面に浮かび
ただ波に揺られ
太陽の陽を全身で浴び
昼暑く夜は寒い
私は太陽を恨んだのだ
生まれて初めて

ただ遠くに街が見える
攫われた私の街
遠くの鐘の音がやけに
澄んで聞こえる
私の絞るような叫びは
聞こえ無いのに

ああ、
私は帰れるのだろうか
それとも死ぬだろうか
私の街を攫って行った
この海に沈んで



題材【遠くの鐘の音】より315

12/12/2025, 1:02:20 PM



純白で 冷たくて
儚くて 柔らかい
スノー

スノー

優しきスノーは
地を覆い尽くし
純白に染め上げ

静かなる虚いを
堰き止めてゐる
永久の世界の様

本当に

貴方は純粋無垢
知らないでせう
地を、虚ろいを

私は今銀世界で
独り立つている
黒ずんだ土足で

独りで

そんな この靴で
貴方を 踏み躙る
黒染め





題材【スノー】より
試験が終了しました

12/8/2025, 10:36:28 AM

試験中な為、1回お休みさせて頂きます
スペース確保



題材【雪原の先へ】より

12/7/2025, 7:02:16 AM


脱出口の見えない
迷路の中で
私は彷徨っている

所々にある灯りが
黒く塗られた迷路の中の
唯一の物であるが

燃えて消えたいと
我が身を近付けようとも
目印に進もうとも

私が近付くとすぐ
呆気なく消えて行くのだ
迷路は再び暗闇に

私はただ短い棒で
細い棒で身体を支える事
しか出来はしない

崩れ落ちる身体を
引つ張る様にズルズルと
這い回つて進んで

消えない灯り求め
暗い迷路を
彷徨つているのだ



例えば君が、
支えを求めているのだとして
消えない支えを、必要としているのだとして
もし僕に、それになる資格があるのならば
君が僕に傍にいて欲しいと、思ってくれるのならば
僕は何時までも傍にいよう
何時までも君を支えよう
例え何があったとしても
もし僕達が喧嘩をしたとしても
僕は君の傍を離れないよ
そう言っても、君は信じてはくれないのだろうが
それならば君が信じていいと思えるまで
僕はずっと傍で君を支え続けよう
君が心から笑ってくれる、その日まで
そしてもし君が許してくれるのならば
それからもずっと
君の消えない灯りで居させて下さい。



題材【消えない灯り】より

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