中3の仙陽

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10/25/2023, 8:35:06 AM

行かないで。



「ごめん!!本当にごめん!!謝るから……!!置いて行かないで……!!」

目の前の彼に泣きそうな声で訴えかける。

「バカとか、キモすぎとか、咄嗟に出ちゃっただけなの!!お願い!!待って!!」

今回こそは冗談ではなく必死だった。
彼でさえも私の元から離れてしまったら、私はきっと一生立ち直れない。
きっと、もう二度と自分の部屋のベッドから動けない。

「お願い……!」
「いや、俺もう無理。もう待てないわ。だってかなり待ったよ?なのに状況は一切変わらなかった。なら仕方ないじゃん。」
「そんな……」

彼がいなければ私は……



私は……!!

「……うッ…ぁ……」

恐ろしさについに涙を我慢できなくなってしまった。
そんな私を見て目を丸くした彼。

「おいおい……泣くことないだろ……。





んな蜘蛛ごときで……。
お姉ちゃんでしょ???」
「いや無理じゃん!!!やだよ蜘蛛に怯えながら眠るの!!キショい!!まじ◯ねク◯が!!!」

さっきからずっと私が弟に縋っていた訳は簡単だ。
この家で蜘蛛に耐えられるのは弟だけだったからだ。
弟でさえも私の部屋を出てしまえば、蜘蛛に怯えながら眠ることになってしまうのだ。

「あ、いた」
「えッどこッ」
「お姉ちゃんのうしr」
「ギャアアアアアァァアアアァァァァァアア!!!!!!」



その後弟が無事にティッシュで包んで逃がしてくれました。

「てかお姉ちゃん部屋汚すぎ。だから蜘蛛湧くんだよ。」
「お黙り!!!」

(見返してみるとわかりやすいと思いますw)

10/23/2023, 11:53:35 AM

どこまでも続く青い空。



今、私は何を想像したのだろう。
“どこまでも続く青い空”と聞いて、一番に頭に浮かんだのってなんだろう。

果てしなく地平線の向こうへと広がっている澄んだ青色は、毎日少しずつ色が変わっている。
全く同じ色が自然のスクリーンに映されることなんてないんだ。

そんな青い空に染み込んでいく私の悩みも、明日には今日の青色と同じように消えて、宇宙の彼方、どこかへ飛んでゆくのだろう。

上を見れば、どこまでも続いていく偉大な大空が、毎日、私に微笑みかけてくれている。

昨日も、
今日も、
明日も、

世界のどこかにいる誰かと謳う。

ああ、空はいつまでも美しいのだ。

10/22/2023, 10:28:37 AM

衣替え。

最近したなぁ。
まさに今の季節ぴったりだ。

私は寒さに強い方だと思っていて、20度以上は全て暑いと思っていて、まあ、要するに“強がり”って奴だ。

でも本当に暑がりなんだよ?本当に!!



て言うのは置いといて……。

そんな私も最近寒く感じ始めちゃってさ。



……本当に暑がりなんだからねッッッ(n回目)



だからもう衣替えの時期かぁって。
いやぁ、時間の流れは早いなぁ。
ちょっと前まで中2だったような気がまだしてる。
これが成長ってやつか。

て言っている今日も、もう前開きのパーカー着て外に出た。

最近冷え性が目立って仕方がないや。

早く帰ってベッドダイブしたぃぃぃ。

10/22/2023, 1:39:31 AM

声が枯れるまで。



突然だが、私はシャワールームで体を洗っている退屈な間はずっと歌を歌っている。

そう、昨日なんて特に声が枯れるまで歌ったなぁ。
自分の成長が目に見えるほどになって、嬉しくてずっと歌ってたんよ。

あ、今ビブラートめっちゃ綺麗についた!!
今の音程ミスってなかった!!
前の嫌な癖無くなってる!!

って歌ってたわ。

はあ〜ストレス発散にもなっていいなって思ってたんだけど、シャワー終わって下降りたら、

「お前の歌めっちゃ聞こえてるよー」って、
「いとこの母さんも聞こえてたよー」って。

いとこの母さんは隣人で、もう真隣の家にいる。
そのいとこの母さん曰く、すげえ聞こえてたって。

確か声が枯れるまでめっちゃ歌ってたからな。





全部聞こえてたってこと???
えッッッ恥ずかしッッッ

10/20/2023, 12:07:36 PM

始まりはいつも。



始まりはいつもひょんなことからだった。

音楽に興味を持ったこと。
美術に興味を持ったこと。
小説に興味を持ったこと。

キミに興味を持ったことでさえも。

僕にとってはすべての始まりはいつも小さなことからだった。

暇な時に、ふとそのことを思い出すと、暇な分”暇つぶし“としてそれを流すだけでも目を通す。

例え誰が話して、最初は興味が無かろうが、思い出せばあら不思議。

あっという間に大好きになってる。
「興味なさそうだったのに」と引かれても別にいい。
だってマイペースだからしょうがない。





だから、キミをもう少し早くに好きだと気づいていれば、後悔はしなかったのかもしれないなぁ、なんて。
今では手を伸ばしても届かない。

僕はまだ、こんなにもキミが好きなのに。

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