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11/28/2025, 11:16:25 AM

待って、あとすこし

だから。

独りにしないで


今日は一段と寒い

布団が何枚あっても足りないくらい。

今日は、同時に目が覚めた

目をぱちぱちさせて、はにかみ笑顔の君

浮かんできた色々な感情が交ざる

手招きをする間もなく、抱き寄せる

起き上がろうのする君の袖を掴む

独りにしないで。


いつもは、どちらかが先に家を出る

待って、あとすこし

ふたりで二度寝、してしまう。


でも

今日はゆっくりできるね

二度寝だって
三度寝だってできちゃうんだから。

布団の中で縮こまって。

抱きつく姿に自然と口角が上がってしまう

しあわせ、
そのことばを聴けるぼくが、しあわせ


霜降る朝、

ぬくもり感じて 時をわすれる。


11/28 「霜降る朝」 8

11/28/2025, 9:23:25 AM

年々、
歳を重ねるのが怖くなる


今日は、私の十九の誕生日。

まだ十九なのに。
二十歳にすらなっていないのに

蝋燭に点いた火を消すのにも
一呼吸
深呼吸しなければ
気が済まない


わたしの心の
何が邪魔をしているのだろう。

死ぬのが怖い

それはまた違う気がする


歳を重ねて
何が変わるのだろう。

見た目なのか

それだけじゃない

理由もなく零れる涙。

涙が出た時は
深呼吸、心の深呼吸をしよう


11/27 「心の深呼吸」 8

11/26/2025, 11:49:47 AM

するり、

すぐ抜ける、すぐ離れる

解けて抜けた赤い糸

貴方の輪へ届くことは
本当にあるのだろうか

いつまでも繋がっていたい、なんて。

紡いだところで

すぐ抜ける すぐ切れる

すぐ離れるのだから

わからない、分かろうとしていない

自分の輪が受容して通り抜けた糸も

貴方の輪を通り抜けられるか、なんて。

紡いだ糸も
簡単に抜けてしまうのだから

切れるのが怖いから
未だに一直線に繋げない
所々に結び目がある、時を繋ぐ糸。


11/26 「時を繋ぐ糸」 8

11/26/2025, 7:46:55 AM

秋の遊歩道


色とりどりの葉を集め
かさかさ、と音を立てながら燥ぐ君


そんな姿を遠目に
カメラを片手に写真を一枚、二枚。


眩しい笑顔で振り向く君
三枚目の写真に写ったのは
撮られることをわかっていたかのような
そんな姿。

ほら、こっち、もっと綺麗に見えるよ

そんな笑顔で振り向かれたら。

写真フォルダ、埋まっちゃうかも。


手を繋いで歩く、秋の遊歩道

帰ることをわかっていたかのような
秋に似合った四時のチャイム。

正直、よくありがちな童謡。
でも、君が歌えば。

僕の好きな声が、
腕を伝って、鮮明に聴こえた。


11/25 「落ち葉の道」 8

11/25/2025, 7:15:48 AM

ひみつ

君の口癖。

君はいつも隙がない
正直、入り込めない

隠しても、バレてるのに。
なんて伝えたら
どんな表情を浮かべるのだろう

顔を覆うどころか
そのまま突っ伏してしまいそうな
そんなことを、思い浮かべる

ねえ、なんでそんな笑顔なの?

唐突にくる質問に、弱いの
君にはバレてたみたい。

ひみつ

ぼくの秘密は、
隠しても見つかってしまう


知らないだけで
お互いの鍵を、
交換してるのかもしれない

鍵、見つけた。

でも、それもひみつ。


11/24 「君が隠した鍵」 8

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