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1/20/2026, 4:24:32 PM

夜の淵へ、堕ちてゆく

静けさを辿り、未知の世界へ堕ちてゆく

白く、細い一本の腕を頼りに

悲しく、愛しい

無情にも。

細い指が視界を遮る

見てはいけない、

光り輝く白い泡が、そう告げているような気がした

只管、呑み込まれ、堕ちてゆく

涼しい、でも何も浮かばない

薄情にも。

鱗がきらきらと露になったそのとき

鰭が視界を塞ぐ

これで、最後だから、

遠のく意識が、そう告げているような気がした


1/20「海の底」8

1/11/2026, 10:07:22 AM

二十歳

海が見える街の片隅で

彼が選んだ花束と共に

今日一日を彩る、百合の花

1/10「20歳」8

1/6/2026, 11:17:28 AM

ひらいて、綴じ、とじる。


初日の出。
桜の下で。
砂浜にふたり。
秋の遊歩道で。
初雪を背景に。

一枚一枚、詩を添えて。


君のまあるい目に似た、太陽

桜桃のような艶のある唇

浅瀬で燥ぐ、海色の水着を着た姿

遊歩道を歩きながら歌った、昔ながらの童謡

ライトアップされた街よりも輝いている


君と一緒に過ごした、春夏秋冬。

ぼくときみだけの、アルバム。


1/6 「君と一緒に」 8

12/21/2025, 9:54:41 PM

伝えられない

伝えたいのに伝えられないまま

過ぎ去っていく日々に背を向け

ただ、只管、呼吸だけをして。


胸の奥に潜んだまま

大きくなった愛から背を向け

増せば増すほど

苦しくなって、

泣き叫んで。

そばにいる、って言葉

今もずっと、わたしのこころの中に。

貴方がわたしを選んでくれるまで。


12/21「降り積もる想い」8

12/1/2025, 1:30:23 PM

ほら、見てごらん

手を引かれて、
目隠しをしていた手を解いた先には。

充分すぎるくらい暖まった体を寄せて、
片手を差し出される。

ねえ、そんな目で見ないでよ、
星どころじゃないでしょ。
そう考えながら、無意識に手を繋いでしまう。

この姿を写真に収めたいくらい。
そんな衝動を抑えつつ、また星空を眺める。

ねえ、そんなにじーっと見つめないでよ

しまった、またきみばかり。
だって、星じゃなくて私を見て?
って顔してるからさ。

ぼくが、写真を撮りたかったのに、
また、先を越されちゃった

きみのアルバムに一枚、二枚
ぼくのアルバムに、一枚

この子には敵わない。

ベランダの鍵を閉めようとしたとき、

あ、流れ星。

ねがいごと、、

「一年先も、何十年先も、一緒にこの空を眺めていられますように。」


12/1 「凍てつく星空」 8

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