ぼくと、きみのみらい
いつ、どこで、何がきっかけで出逢うのか
いつ、どこで、何がきっかけで別れを選ぶのか
わたしたちにしか、わからない
予測もできない
いつ、どこで、何がきっかけで踏み込むのか
いつ、どこで、何がきっかけで結ばれるのか
ぼくたちにしか、わからなくていい
予測しなくていい
必ずしも、結ばれるわけではないのは
ぼくだって、きみだって、わかっている
それでも
これは、つくっていくものなのだから。
だから、今日も伝える。
出逢ってくれて、ありがとう
きみはぼくの、世界一
心から愛しい人
11/20 「見えない未来へ」 8
さむいね、
そう呟いた、冬の午後三時。
もう冬だよ、
下から覗き込んで、ぼくの眼を見つめる。
きみは透き通った眼をしていた
その瞬間、ぼくときみの間に、
強い風が吹き抜けた
わあ、と転びそうになるきみを
咄嗟に抱きしめた。
もう、気をつけてよ
といいつつ、
ほんの数秒前のできごとを思い出す
もう、また何か考え事してるでしょ。
髪を撫でるきみ。
恥ずかしさよりも
嬉しさが勝ってしまい、
思わず口角が上がってしまう。
この顔を隠さねば、と
再びきみを抱き寄せる
風が吹いても、嵐が来ても
一生離れないでね。
11/19 「吹き抜ける風」 8
あの日、灯したランタン。
心に魂が宿ったかのような感覚
同時に、心がぱっと、明るくなる。
目線の先には、微笑む姿
どうか、消えないで
片時も離れたくない
そう呟く君
色褪せた心に彩りをくれた。
ずっと、そばにいて
君がいなくならないように
今日もそっと、灯りをともすよ
11/18「記憶のランタン」8
冬の訪れを感じさせるようなひと。
初雪が舞った瞬間を思い出させるようなひと。
明るくて、
表情も、声も、コロコロ変わる。
そんなところが、愛おしい。
ねえ、冬苦手でしょ?
といいながら、手指を絡めて
今までにない表情をする彼。
真っ白な世界へ、
一歩踏み出した瞬間のような心地。
貴方がわたしを想うほど、暖かくなるんだよ
そんなことを言うと、
わかりやすく顔に出る彼
雪とは対照的な、紅色
綺麗。とつい、口に出してしまう
顔を隠す君。
ぜんぶ、見透かされてるのに。
そんなところも、愛おしい。
貴方がわたしを想うほど、気持ちが昂るんだよ
雪解けの瞬間を思い出させるようなひと。
春の訪れを感じさせるようなひと。
11/17「冬へ」8
眩しすぎて目が眩むほどの光
酔ってしまうほどの光
煌びやかに輝く光
ぼーっと、眺めていられる。
どのくらい座っていたのだろう
隣にいる君は、寝息を立てている
ついその呼吸に合わせて、
自分も呼吸をする
木々も、葉も。
心拍数が上がってゆく
君が、何かを語りかけている
ずっとそばにいるから。
温もり感じる秋の夕暮れ
指を搦めて目を閉じる
11/15「木漏れ日の跡」8