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6/12/2023, 9:52:34 PM

好き嫌い。

好きと嫌いの元は多分、ただの感情だ。
そんなの、当たり前だけど、私にとっては大問題だった。誰かに向ける感情に、好きと嫌いを向けるのは不公平にも思う。だって、その人にとってはあまりにも分かりにくいモノだから。
僕がその人を嗅ぎ分けるのは、不信感だとか、清潔さだとか、清廉さだとか、容量の良さだとか、自分にとって不都合だったり不満だったりの要素が強い。だから余計に、あなたには関係なかったりする。でも、私から見た君にはもう、張り紙のように貼られた悪意や好意が溢れかえり、顔も見えなくなっている。
君の、あなたの顔が好きだ。だってまだ、薄らと、
見えるから。その顔が見えなくなるまで、一緒にいて欲しい。

6/11/2023, 1:11:18 PM

街。

街を歩く。そこに何があろうとも。
私はよく簡単な詩を浮かべて、余韻に浸る。それが楽しいのか、悲しいのか、時々そうしたくなる。
都会でも田舎でも、1人でも2人でも、子供でも大人でも、普通でも歪でも、僕たちはいつも生きている。記憶があるということは、死んでいないということだから。だからたとえ、街に溶け込めなくてもそこで生きていくしかないと思う。
仕事であの町を離れた。あの村は遊ぶには狭い。旅行であの里へ行こう。そうやってあなたは街と街を行き来する。今、私の暮らすこの街は、きっと都会だと思う。だから人の出入りも多い。だから、自分の街だって感覚が薄いのかもしれない。でも、そんな少しの感情でも、浸れるくらいには魅力がある。
散歩は良い。そこで生きている気がするから。

6/8/2023, 9:55:12 PM

岐路。

たくさんある。そう思った。
私は今まで沢山の岐路に立ったと思う。あの、文化祭の日の勇気や、友達への失言、雨の日にひた走ったあの焦り、進学就職への挑戦、怠惰の日々。そんな工程を経て、私は成り立っている。だからこそ、沢山後悔をしている。あんなことを言わなければ、しなければ、考えなければ、思わなければ良かったと、そうすればこんな後悔や結果はなかったのでは無いかと。そうすれば、普通に生きていたのではないかと。
僕があなたに言ったことは消えない。私が君にやったことは消せない。後悔してももう遅い。取り戻せない。そうやってどんどん沼に嵌り、浸かり、もがく程抜けなくなっていく。
そしてまたどうしたって、岐路を迎える。次はどんな後悔が生まれるだろう。そう焦り、頭を綴じる。

6/7/2023, 10:05:13 PM

世界の終わりにキミと。

あなたと、今まで生きてきてよかった。と、言えるような相手が欲しいとは思う。
この頃、満たされない事が多くなった気がする。昔は近所を駆け回ったり、車で出かけたり、少し気になる人と話したり。それだけで満足した一日と思えていた。だけど、今は望むものが多くなったのか、少なくなったのか、大きくなったのか、諦めたのかは疑問だが、達成感やら瞳孔が光る感覚が無い。そしてふと、このままで良いのかと思う。そんなむず痒い日々だ。
世界が終わるなんて突飛な話題にも乗れる程、僕は疲れているのだろうか。私は、悩んでいるのだろうか。分からない事、感じれない事、求めれない事が増え、呆ける時間も比例する。そんな中でも、キミとならと思えるような相手は、都合よく現れないだろうか。
きっとたぶん絶対に、都合よくなんて、世界は終わらないのだろう。

6/6/2023, 10:09:35 PM

最悪。

最悪な思いをする。最悪な出来事にあう。最悪な奴だと思う。こんな風に考えることは、ネガティブなことなのだろうか。
自分の中の出来事を、良いと悪いに分別して、整理して、吐き出さず心根に留めたり、洗いざらい投げ出したり、酔い潰れてみたり。こんなことは悪いことなのだろうか。
最も悪。ただそれは、自分の今までしてきたことよりも、見てきたことよりも、聴いてきたことよりも、本当に最も嫌悪するべきことなのか。私は考える。最悪を考える。想像して、妄想して、創造して、嫌な気分にはなる。でも、そんなことを妄想出来ている自分はもう、最悪をしっているのだろうか。
最悪は悪だ。でも、簡単に吐き出す言葉にしては、重たい雲のように、暗雲と呼べるだろう。
最悪を知りたい。そうすれば楽になれる気がする。

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