街。
街を歩く。そこに何があろうとも。
私はよく簡単な詩を浮かべて、余韻に浸る。それが楽しいのか、悲しいのか、時々そうしたくなる。
都会でも田舎でも、1人でも2人でも、子供でも大人でも、普通でも歪でも、僕たちはいつも生きている。記憶があるということは、死んでいないということだから。だからたとえ、街に溶け込めなくてもそこで生きていくしかないと思う。
仕事であの町を離れた。あの村は遊ぶには狭い。旅行であの里へ行こう。そうやってあなたは街と街を行き来する。今、私の暮らすこの街は、きっと都会だと思う。だから人の出入りも多い。だから、自分の街だって感覚が薄いのかもしれない。でも、そんな少しの感情でも、浸れるくらいには魅力がある。
散歩は良い。そこで生きている気がするから。
6/11/2023, 1:11:18 PM