書く—書いた記録

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7/1/2025, 11:56:12 PM

「ところで」
「ところで?」

「少し前に匂いと臭いの話をしたと思うんだけど」
「そういえば」

「今回のお題は『におい』ではないね。つまり良いほうの意味だね。善悪ではなく好む好まれないという意味での」
「夏の臭いって言われると運動部かな……」

「子どもがいると洗濯物の臭いかもしれない。夏場は臭いしね」
「あー、お母さん大変なやつだ。なんだっけ漫画だと剣道部の鎧みたいなのが臭いとか。あと小手?」

「最近はそうでもないとか聞くけど嗅ぎたくないよね。フレーメン反応を見たいなんていう心理なんだろうか」
「ふしゃー!」

「それはさておき夏の匂いといえば、植物だと甘い匂いからむせるような青葉の匂いへ変わったりとかかな。初夏から夏へ移る匂い」
「あー、夏っぽい気がする」

「それと雨の匂いも梅雨の匂いから夏の雨の匂いへ変わっていくね。夕立の匂いだったり川床の匂いだったり」
「なんか風流な気がする。暑いんで建物に篭りたいけど」

「そうだね。この暑さでは外にいるのは無理だろうね。ゴミ箱の臭いも夏ならでは。繁華街は臭かったりするね。今回は匂い縛りで使えないけど」
「あー、嫌なのを思い出すやつだ」

「ごめん。でも臭いと匂いを使い分けていると、文字変換だけで片方はお題に合わなかったりするのだろうか?なんて思ったりもするね」
「またメタなこと言ってる」

「汗の匂いが好きなんで言ってないからね」
「はっ!ちょっと離れようか」


お題『夏の匂い』

6/30/2025, 10:59:54 PM

「ところで」
「ところで?」

「今回のお題はなかなか意味深だね」
「そう?」

「カーテンを開けるだと何かを詳らかにする、明るくする。カーテンを閉めるだとこれから夜、見られてはいけないものを隠す。なんてならないかい?」
「あー、ちょっとエッチな感じもある」

「まあ、そこまで言わずにそういった雰囲気を出せるという感じがあるね」
「カーテン越しの人影とか」

「そう。そんな感じで人間関係を比喩的に使えるしね。カーテンコールとかだと舞台らしさというかそのものをイメージさせるけどね」
「あー、なるほど」

「で、意味深と言ったのは」
「意味深だからだ!」


お題『カーテン』

6/29/2025, 10:40:40 PM

「ところで」
「ところで?」

「梅雨が明けたり明けなかったりしているけど、今回のお題は海らしさもあれば空らしさもあるね」
「青いから?深いから?」

「そうだね。深いは海の深さとかにも使われるけど、色の濃さを深いとか、複数の意味が絡むことを前提にした話も深いとかいうね」
「深い」

「そう言われると浅そうだけど、海にも空にも使えそうというのはあるね。でも宇宙は黒いから使えないかな、というのは理系らしいかもしれない。青い宇宙もあるかもしれないし」
「深い」

「それはともかくそろそろプールでも行かない?」
「深い」

「もしかして話聞いてない?」
「このまま深い眠りに……」


お題『青く深く』

6/28/2025, 11:29:49 PM

「ところで」
「ところで?」

「このタイトルだが、メタ視点で見ると梅雨明けが全国的じゃ無いところが透けてみえるお題だね」
「んー、つまり?」

「全国的に梅雨明けをしていたら、気配にはならないだろうからね。もう来ている夏だろうから」
「なるほどー。気温はとっくに夏っぽいけど」

「それはそうだね。六月でも気温が30℃を超えていたら夏と区別がつかないというか世界的な分類だと夏か雨季だね」
「雨季?」

「でもそんなに雨季ってほど降ってないから夏の分類だろうね」
「じゃあ騙されてた?」

「たまたま冬と夏の間が長くて春って言ってたのが、梅雨を含めた夏と冬の間が短めになっている。つまり春が短いと今までの四季とは違う感じになるね。そして秋も短い」
「ずっと暑いまんまだもんね。それで急に寒くなるし」

「だとすると、夏の気配を感じた時にはすでに夏だね」
「夏はそこにいた!」

「連日30℃越えのところから見たら、梅雨とか呼び方はともかく、とっくに夏でしょ」
「それはそう……さっきから食べてるのは?」

「君のアイス」
「……」


お題『夏の気配』

6/27/2025, 11:44:11 PM

「ところで」
「ところで?」

「なんか梅雨っぽいお題からそうではないのに変わったのでもしかして梅雨明け?などと思ってしまった」
「あー、お題だからか」

「そう、住んでる場所によっては梅雨明けしている。梅雨っぽいお題を出されてもというお題ならではだね。まだ梅雨のところがあってもお題にはできない。つまり共通性が必要なところだね」
「なるほどー。お題の人も大変だ」

「だとすると次は夏っぽい、夏にちなんだお題が出始めるんだろうけど、まだ梅雨のところがあると未来に向けた、将来に向けたようなお題がありそう。今回のようにね」
「春とはちょっと違うんだね」

「そうだね。春は冬を凌いでからのという忍耐の後みたいな部分があるね。あとは定型的なイメージとしてと出会いと別れ。これは日本の学校や企業の文化が影響していて、他の国の文化ともちょっと違うね」
「あー4月始まりのところは少ないんだっけ」

「そう、だからお題にも日本の文化性が溢れてているね」
「英語だと違そうだし」

「そうだね。Goなんとかになりそうだから行こう!という視点や意味のが大きくなりそう」
「なるほどー」

「でもいつだって同じようでもまだ見ぬ世界だらけなんだよ」
「この世界は同じことを繰り返してなくて、全て初めてだから?」

「意味深だ!」
「でしょ」


お題『まだ見ぬ世界へ!』

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