「またメタ視点でとか言うんでしょう?」
「いつもと順番が逆だと?」
「ええ、マンネリ防止よ」
「いや、それはマンネリだろう」
「何事も否定から入るのは良くないわ」
「ぐぬぬ」
「ふふふ」
「ところで、今回のお題だが前回のお題と繋がっているとは思わないか?」
「言われてみれば」
「こういった似たのが続くのには理由がある。同じタイミングで作ったり、考えたりすると同じような傾向があるのだ」
「つまり?」
「中の人が連休か連勤かはわからないがお題については休み前にまとめて考えたということだ」
「なるほど」
「ところでだね」
「なあに?」
「やはり距離が近い気がするのだが」
「そう?」
「いや、嫌ではない」
「ふーん?本音は?」
「むしろ好ましいがそろそろ暑くなってくるのでなんとも言いがたい」
「離れたら冷めるものじゃない?」
「まさかのダブルミーニング!」
「?」
「やっぱりよくわかってなかった!」
「だから何?」
「ちょっと安心した。偽物かと思った」
「よくわからないけど、馬鹿にしてるでしょ!」
「やっぱりちょっと頭が良くなってる!」
「ちょっとじゃなくてすごく馬鹿にしてるのは分かるってば!」
「まあ、まあ、ところで暑いのでアイスとかどうだい?」
「それは食べるけど」
「これは近くても近くなくても蕩けてしまうな」
「?」
「いや、なんでもない」
「?」
お題『どんなに離れていても』
「メタな視点で見ると」
「あ、また始まった」
「中の人がだね。連休でデートでお出かけでと浮かれてるんじゃないか?というのは深読みしすぎだろうか」
「それはありそう。時事ネタを取り込んでたりするし」
「それだと日本製パン菓子っぽい名前の朝ドラを見ている可能性もある」
「あ、ネタバレと固有名詞はダメだぞ」
「うむ。それはわかっている。なんとかウィークではなく、黄金なんとかにしてるしな。その朝ドラの放送局も」
「……これはアウト?いや固有名詞は出してないからセーフ?」
「ところで」
「ところで?」
「なんか今日は距離が近くないか?」
「メタな視点でいうとお題に沿ってみた」
「……」
「……」
お題『こっちに恋』『愛にきて』
どちらかといえば前者
「なんか思いついた」
「何が?」
「今日のお題」
「そろそろ飽きてない?」
「確かに」
「それで?」
「ああ、世間ではガンダム というのが流行っていてね」
「OK、OK」
「まあ、最初に思いついたのはわらしべ長者なんだけどね」
「あー、セレンディピティね」
「!」
「?」
「!!」
「??」
「いや、あまりにらしくない賢そうな発言だったので」
「……」
「……」
「ピキーン!」
お題『巡り合い』
「これはあれだね」
「あれって?」
「中の人が……」
「あー、わかった!黄金週間とかいうやつ」
「なぜに某放送局風?」
「いや、書籍化した時のことを考えて」
「今日はズバズバ行くね」
「うん、浮かれてるから」
お題『どこへ行こう』
「もしかして」
「もしかして?」
「いや、しかし」
「いやしかし?」
「これは杞憂かも知れないが、もしかしたら大変な秘密を知ってしまったかも知れない」
「そんなもったいぶらなくても」
「まあ自分のことではないので、その点は安心だ」
「そうなんだ」
「ああ」
「おい、だからもったいぶらなくても良いでしょう」
「ここまできたら言ってしまうか」
「さあ、言いなさいよ」
「お題を決めた中の人は30歳以上!」
「!」
「その心は!2人の合言葉!」
「あー、ちょっとAIに聞いてみる」
「いや、つい検索をかけてしまってだね」
「あんまり根拠はなさそうね」
お題『big love!』