大好きな君に
大好きな君に私はなにをしてあげられるんだろう
あと何回会えるんだろう
あと何回好きと伝えられるんだろう
あなたの幸せはなに?
私がしたい事をするのも愛なのだと君は言う
してほしいことも言うし
やってほしいこともちゃんと言ってね
求められたいから全力で愛するって君は言う
有言実行してるのが、ほんとにすごい
依存とはちがう、幸せの形を2人で見つけられますように。
たった1つの希望
もう、生きたくない
生きてても楽しくない
誰も愛せないんだ、私は。
皆の普通ができない、出来損ないの心
何度も何度も人を愛そうと思っては
うまく愛せなくて、もどかしくて。
『俺はこうやって君を愛するけど、君は俺に何をしてくれる?』
必ず聞かれる、この質問。
この質問をされると、脳が停止する。
『正解はなに』
『なんて答えたら喜んでくれる?』
『喜ぶことがわからない』
『なにもしてあげられない』
嫌いなことを一生懸命やるのが愛情だと思って
必死に色々やってみれば、
本当に嫌いになって2度と出来なくなった。
だからもう苦手なことを求めてほしくない。
けれど、がんばってくれる努力を見せてほしいという。
それならあなたの前から消えたほうが、あなたの幸せになりそうだな。
そうして、心を少しずつ離して痛みに慣れさせる。
そんな時に現れた、たった1つの希望。
同じように
『君は俺に何をしてくれる?』
『一緒にいるだけで幸せだけどね』
同じようで、違う。
何かしてあげたいとおもう。
あなたが私に見本を見せるかのように
愛情表現をくれる。
こうしたら、不安にならない。
信頼を落とすことはしない。
そんなこと、思っても実行出来る人いないんだよな。
この人となら私は愛を育める気がした。
かすかな希望を胸に抱く。
会いたいな。
遠くの街へ行きたいと思った
誰も私を知らないところで
新たな関係を築いて
死なずに生まれ変わる体験
幸せになるには何が必要?
愛?お金?時間?
それすらもわからない。
どれを与えられてもなにか違う。
自ら求める欲求はなにか知るために旅をしたい。
あなたに出逢って
どんなに優しい人が現れても
私の本質なんて、誰も理解できないでしょ
そんなこと言って突っぱねてほんとに可愛くないなって
5分でも会えたらいいねって、乗換駅で待っててくれるあなた。
始発で仕事してきて、私よりも疲れているはずなのに。
照れてまともに顔も目も合わない私に笑いかけて抱きしめて優しいキスをしてくれる。
キスをするたびに、身体があなたを求める。
この感覚になるのは、あなただけ。
突然小さな花束。
どうして?
何でもない日にあげるプレゼントが良いでしょ?って
この前夜の電話で話した、
お互いの家の庭に咲いてる花を選んで
それを何日も楽しめるように7分咲の花束なんだって。
同い年なのに、どうしてこうも人への愛の示し方が上手なのだろう。
逆に怪しんでるでしょってあなたは茶化す。
少しさみしい顔をする。
私は素直じゃなくて、会っているあいだ
『それほどあなたに興味ない』フリをしてしまう。
付き合ってるかもわからなくて。
よくある告白フレーズもなく、気づいたら毎週会いたくなって、会うことが普通になっていって。
今日は明日仕事のお客さんと友達と軽く飲んで遊ぶって言ったら
『行ってほしくない』
『聞かなきゃよかったとも思う』
ちょっと悲しげに笑いながら言うあなたに
やっと私は
(この人、私の事本当に好きなんだな)
とどこか他人事だけど、少し心にチクリ。
『念押しで言わないとダメだな』
なんのことだろうと思いながら、
普段の会話、あまり私はまともに受け取ることもないからそのことなのかな〜とふわりと考えて、別れのキス。
『俺との関係、あまり人に言わないで?』
「どうして?言われなくても言わないよ?笑」
『…でも、仲の良い、近い人になら言ってもいいよ』
「近い人?言ってほしくないのにいいの?」
『私は今こういう人と付き合ってますって』
「え?」(聞こえてるけど)
『今こんな人と付き合ってますって言っていいよ』
もしかして。
念押し、ってこの事?
流石に、、
自分の鈍感さに吐き気がとまらなくなる。
気づいたらあなたへの壁、崩壊して
溶けてしまいそう
良いのかな
あなたを本気で好きになっても。
今日にさよなら!
今までの私、悩むのが趣味なの?というくらい、生きるとはなにかと自問自答していた。
ついに出逢ってしまった。
初詣に願った。
神様、ありがとう。
全力で愛情を示してくれて、愛し方を教えてくれる。
【これ以上踏み込まないで】
【これ以上好きにならないで】
幸せを、怖がる私がずっといたのに。
『あれ?どうして?もっと好きになってくれたらいい事だらけじゃない?拒絶する意味、あった?』
私が心を開くと、みんな私を好きになる。
ソレがたまらなく怖かった。
優しいつもりも、気のある素振りも、ないはず。
大事な人が要るなら好きにならない!安心?
そうじゃ無かった。
愛妻家のあの人も裏ではあわよくばと。
心がぐちゃぐちゃ。
誰も私を好きになるなと願う。
好かれないように、同性以外に心を開くことがなくなった。
恋人ができてもなんだか心の解放ができなくって
どこか疑うし、うまくいかない理由作って納得したい
寂しいからと探すといつも条件に丁度いいひとが現れるのも嫌だ。
気持ちがなくても最終的に幸せになれる相手。
心が通じなくてもいい、が前提の付き合いなんてさみしすぎる。
いい加減、何も考えずに人を愛したいと願った。
理想の人ってわからなかったのに
私はきっとこんな人を求めてる、けど、そんな人いるわけ無いよね。と理想の人ができた。
急にその理想が目の前にあらわれた。
いいタイミング過ぎて毎回どうなってる?
今回ばかりはなかなかいないだろ、と思っていたのに。
こんなにもかっこいい人が
結婚も、恋人もいないなんてことある?
会えば会うほど惹かれてる。
情熱的に求められても内心『またか』『誰々と似てるからだめかも』と予防線を無意識に張ってしまうのだ。
相手はカンが鋭くてなにか察する。
求められたいと言われた。
私の心は君を求めてるのに、
なんで私わざわざ隠してたんだ?
好かれたら他の人と同じに見えるとか?
いやいや、皆違うし彼はもっと何かが違う。
信じてみる…?
ふと、全ての悩んでたことが吹き飛んだ。
素直になっていい相手だよ。
本気で、人を愛せるチャンス。
さよなら、今までの私。
今度逢ったら
心から溢れ出す【好き】を貴方に注ぐね。
自分も愛せるように。