たった1つの希望
もう、生きたくない
生きてても楽しくない
誰も愛せないんだ、私は。
皆の普通ができない、出来損ないの心
何度も何度も人を愛そうと思っては
うまく愛せなくて、もどかしくて。
『俺はこうやって君を愛するけど、君は俺に何をしてくれる?』
必ず聞かれる、この質問。
この質問をされると、脳が停止する。
『正解はなに』
『なんて答えたら喜んでくれる?』
『喜ぶことがわからない』
『なにもしてあげられない』
嫌いなことを一生懸命やるのが愛情だと思って
必死に色々やってみれば、
本当に嫌いになって2度と出来なくなった。
だからもう苦手なことを求めてほしくない。
けれど、がんばってくれる努力を見せてほしいという。
それならあなたの前から消えたほうが、あなたの幸せになりそうだな。
そうして、心を少しずつ離して痛みに慣れさせる。
そんな時に現れた、たった1つの希望。
同じように
『君は俺に何をしてくれる?』
『一緒にいるだけで幸せだけどね』
同じようで、違う。
何かしてあげたいとおもう。
あなたが私に見本を見せるかのように
愛情表現をくれる。
こうしたら、不安にならない。
信頼を落とすことはしない。
そんなこと、思っても実行出来る人いないんだよな。
この人となら私は愛を育める気がした。
かすかな希望を胸に抱く。
会いたいな。
3/2/2024, 10:13:01 AM