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4/21/2023, 12:41:40 PM


伝わる振動
揺れ動く水面
広がって溢れ落ちていく
幾度となく幾度も
それを見つめている月の満ち欠け
光は闇に溶けていき
闇は光を照らし写してしまう
決して混ざることはなく確かに
何処かにある
ここではない場所
それを知らせてくれる
一粒の雫
その一欠片に過ぎない
何処へいくのだろうか?
今日もひとり水面に語る
何のためにでもなく
ただなんとなく形にしている

4/20/2023, 3:37:49 PM

何もいらない
なんてことはなく
何かがいらないって判るくらいに
何かしらを有する必要がある

何かをいらないと思うなら
大切な何かを持ってるんだと思う

それがいかに
誰かにとってちっぽけなものでも

他に何もいらないと思っても
その何かにいろんなものが付随する
だから簡単になくなりはしない

あることを否定しても
否定してるだけでなくなりはしない
仮に捨てれたとしても
あったことはなくならない
なかったことにもならない
あるってことは他の何かもあるってこと

なくてはならないものは
確かにそんなにないのかもしれない

でも何もいらない
そこに辿り着くのには必要なもので
そのことを否定は出来ないし
どんなに煩わしいものでも
なくなりはしないけど
邪魔されないように
工夫することが出来るのは
それがいらないって
区別が出来てるってことだから

何もいらないってことには
やはりならないと思うんだけどね

4/19/2023, 5:22:25 PM

もしも未来が見えるなら
どうもしないし
見えたようになるまで
それが未来かはわからない

未来って見えなくても
ある程度は感覚で
なんとなくどうなるかわかったりする

歴史なり
人間なり
それを知ってれば
ある程度は
誰でも予測が出来ると思う
考えないようにしてるだけじゃない?

未来を知っていても
未来の通りになるまで
未来は確定しない
全ての未来にいたる道のりが見えて
仮にそれを変えても
未来は見えたようになるはず
それに未来が見えた様になっても
未来のとり方は様々で
それを決めるのは私でしかない

イレギュラーはいくらでも
存在するだろうけど
結末はそんなには変わらないだろう

それなりにわかってても
誰もそれを止められないんじゃない
そんな気がする

見えた未来に抗うにしても
抗えるのは個人の範囲で
誰かをどうも出来ない

ある程度人に教えれても
影響はないと思っている

そもそも未来がどうであっても
人の行いはそうそう変えられない
どこまで見えるかによるかも

わかってていても
ある程度しかあがらえない
原因がわかっていても
人間ひとりでどうにかなるもんじゃない
一秒先がわかってたとしても
止められはしない
運良く回避出来たりはするかも
ちょっとした未来なら

現在過去未来どれにしたって
その先で捉え方は違ってしまう
要は未来がわかっていても
ちょっと遠くから眺めれる程度で
それを回避する術があるなら
未来は変わってしまって
未来はわからなくなってしまう

人間はいずれ死ぬ
それは誰もが知ってはいても
死からは逃れられない
道のりと時期をちょっとだけ
弄れる程度だと思われる

未来が見えても
よほどの未来じゃないと
そもそも変えていけるようにしない
それに変えていける未来なんて
決定的な未来じゃない
失敗を予測できても
違う未来を得るために
多少挑戦するくらいみたいなもん
人間はひとりじゃ未来を変えられない

未来がよいか悪いかは
その後で決まるから
わかった時どう思おうと
起こったその時の感情や感覚による

漠然と未来が定められてる
それは積み重ねによるもので
ちょっとやそっとじゃどうにも出来ない

未来が選べるなら
話は変わってしまうが
未来が見える程度なら
どうにも出来ない気しかしない

少しだけ準備が出来るくらいだと思うよ

4/18/2023, 12:02:08 PM

無色の世界

無色と解る世界ってことは
もともとは色があった世界
そして光と闇がある世界でもある

色を判別する生き物って
おそらくは人間だろうな

他の動物はというと
基本的に白黒のグラデーションの世界
まぁ人間にとってはだけど

無色って架空の色だね

何色でもない
対比でしか判らない色ってあるけど
色も色々あるし
人によっても見え方は違う
住む環境によっても違うらしい

人に合わせないで色を覚えたりすると
みんな違ったりするんじゃないかな

標準的な色に合わせて
色を覚えるのが普通なのかな
どうやって覚えたのか記憶にないから
なんもわからない
不思議だよね
なんで伝わるんだろう

無色の世界にも
隔りがあるんだろうね
世界ってくらいだし
そしてそこに色が判る人間がいる
表現としてはわからなくもないけど
表現するなら空間かな
色と色との距離
それが無色な気がする
だから隔りがあると思ったんだろうな

世界ってのは
人が認識する範囲にしかない
人が認識出来る可能性の範囲が正しい?
まぁなんにしても
別の何かが存在するってことだね

4/17/2023, 2:59:01 PM

桜散る
散る桜をなんて思うかというと
そりゃあ咲けば散ると思う
散り方なら桜は綺麗な方
清掃員さんはいつも通りじゃない
今年も桜が散っただけだから
毎年のことなわけで季節だなってね

桜は散るけど
葉桜に変わっていき
やがてまた春を迎え
また桜が咲く
来年また咲く保証はないけど
多分また咲くんじゃない
また桜が咲き誇るのも見ることになる
また春になるんだなって
暖かくなって来たなって
散ってなくても暖かくなってくんだけど
そうなってくとこを見たことはない
それくらいに桜は咲く

また季節が巡ってくる
桜ならまた咲けば見れる
桜は綺麗だけど
桜の花なら綺麗かもしれない
これが人生なら散り方をどう思おうが
桜とは無関係だね
樹が主で花も葉も副産物
過程でしか過ぎない

人は死んでも人間は生きてく
死をどう捉えるかなんてのは
他人の問題で自分の問題じゃない
自分の問題は
死ぬ時にどう思うかで
死ぬ時にはどう思うかなんて余裕はない
それがあるのは死ぬ手前の話
でもどう思おうが死ぬことに変わりない

なんにしろ
終わりがあるのは
悪いことじゃないと思う

もし思い残しがない様に
生きたいなら
それはいままでもこれからも
ずっとは続かないって
知っとくことくらいじゃない?

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