心の境界線
海と空 水平線と地平線
境界線はないけれど
僕の心には手負の獣が存在する
それは 弱さと脆さ
土足で越えようとするな
容赦なく 牙を向く
勝者も敗者もくだらない
わかっているんだ
裏切りも 絶望も
わかっているんだ
夢も 希望も
この世界はイビツで満ちている
決して他人にはこの境界線は越えさせない
……でも 花が一輪咲いたなら、僕から一歩踏み出してみようか
透明な羽根
ふわり ふわりと舞う
白い綿雪
君の肩に落ちては消えていく
それは透明な羽根の様に
手を伸ばしても 掴めはしない
お互いの白息は同じなのに
熱だけはチグハグで…
「ごめんね」
なんて言うなよ
まだこの恋は終わっていないんだ
君を 手放したくないんだ
僕は君が 好きなんだ
君のつけた名残雪は
新しい自分を見つけて駆け出した様に
続いて 消えていく…
「おかしいな」
僕には羽根がない様だ
動くことも 名前さえも呼べなくなったよ
君は
僕に何も残こしてはくれないんだね
灯火を囲んで
私はいつも独りだけど
誰かに愛されたいと思うけど
寂しいけれど
それでも心臓は動いて、息をして
お布団にくるまる
私はいつも独りだけど
あなたを愛しているから
ココロだけはそばにいたい
包んであげたい
灯火という安らぎを
あなたごと抱きしめるよ
だから
一緒に 泣こうよ
時を止めて
息ができないほどの記憶
君の視線に恋をした
少し悲しげな君の笑顔に恋をした
うるさい心音 気づかれないように
誤魔化すように、ヘッドフォンをして
僕はロックを聴いている
これは、恋のはじまり
瞬きすら忘れるほどの瞬間
あなたの視線に恋をした
長くて綺麗なあなたの指がリズムに合わせて
わたしの心音は期待をしてしまう
泣きたくなるような
知って欲しいような…
きっと、あなたに惹かれてる
茜色に染まる渡り廊下
君に近づいていく、数メートル
あなたとすれ違う、数センチ
僕の
わたしの
「視線は……」
行かないでと、願ったのに
ふとした瞬間、私の呼吸が止まった
懐かしいある歌のフレーズ
「……行かないでと、願ったのに」
一瞬にして、あの頃の私が迎えに来る
別れたくない、嫌だ
お願い、ここにいて
あの子が好きだなんて言わないで
言えなかった。ううん、言わなかった。
いつか私のところに戻って来てくれる
泣いても、願っても変わらないんだ
私のつまらないプライドと諦め
あなたは今、どうしている?
あの子と一緒なんだろうか?
幸せなんだろうか
頬に伝う涙は今も、答えを知らない