ある日のわたし

Open App

透明な羽根

ふわり ふわりと舞う
白い綿雪
君の肩に落ちては消えていく
それは透明な羽根の様に
手を伸ばしても 掴めはしない

お互いの白息は同じなのに
熱だけはチグハグで…
「ごめんね」
なんて言うなよ
まだこの恋は終わっていないんだ
君を 手放したくないんだ
僕は君が 好きなんだ

君のつけた名残雪は
新しい自分を見つけて駆け出した様に
続いて 消えていく…

「おかしいな」
僕には羽根がない様だ
動くことも 名前さえも呼べなくなったよ

君は
僕に何も残こしてはくれないんだね



11/8/2025, 1:25:44 PM