チコリコーヒー

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3/19/2026, 8:10:08 AM

不条理



子育てにおいて、ただただ「努力しろ」とは言わない。

言うなら「努力する事は無駄ではない」と伝える。

努力したという過程は、将来の自分の自信につながると伝える。

そしてちゃんと、世の中、努力してもどうにもならない事の方が多いことも伝える。

世の中、理不尽でわけがわからず、自分の常識が通用しない、そんなことだらけだから。

3/17/2026, 12:13:51 PM

泣かないよ



大人になればなるほど、泣かなくなった。

自分の為に泣くような出来事がないのだろうか。

そう思っていた。

パートで仕事に出るようになった。

パートというだけで、軽くあしらわれたり見下されたりする。

真面目な性格の私は、全てを真に受けて疲れ切っていた。

お風呂の中で、一人泣くこともあった。

私はパートとはいえ、経験を積んでいった。

見下されても、言い返せるだけの積み重ねてきた事実がある。

私はもう泣かない。

3/16/2026, 12:53:46 PM

怖がり



私は八方美人な性格だった。

誰にでも良い顔をする、薄っぺらい性格だった。

私は家の都合で、何度となく引越しをした。

その度に、私は新しい人間関係を作らなければならなかった。

小学生、中学生と学年が上がるたび、人間関係を構築するのは難しくなっていった。

その頃は、一人になるのが怖かった。

誰でもいいから友達が欲しかった。

その為には、八方美人でいるのが一番都合が良かったのだ。

子供を育てる中で、ママ友達も欲しかった。

ただ、ママという存在は、子供のこととなると
手のひらを返したように、急に攻撃してくるのだ。

友達が一人、ママ友達との人間関係に疲れて、うつ病になった。

その友達が言っていた。

「ママ友達なんて、狭く浅く付き合うのが一番なんだ」
「本当に必要な友達は、一人二人いればいい」

私も、目から鱗が落ちる思いがした。

私は、何を一生懸命になっていたのか。

どうして、たくさんの友達を作ろうとしていたのか。

友達がいなくても怖くないのではないか?

私は無理をしてまでママ友達と会うのをやめた。

私の方から誘うのをやめた。

始めは、「なぜ誘ってくれないのか?」とか、「冷たい」など、非難された。

そのうち、私の周りには、ほとんどのママ友達がいなくなった。

今、私の周りには、友達は少ない。

でも、今の私は怖くない。自由だ。




3/15/2026, 12:18:01 PM

星が溢れる



あんなにたくさんの星が近くに見えたのは、初めての事だった。

小学生の頃から、親に連れられて何度も登山はしていた。

ハイキングのような低い山から、2000m、3000mの山も、車で途中まで行って登ったり、頂上まで行かず、途中でお弁当を食べて帰ってきたりと、日帰りの登山は何度か経験してきた。

その山は、初めてではなかったが、泊まるのは初めてだった。

1日目は山小屋までの登山。

家族と親戚で、楽しく登った。

山小屋は狭く、自分の寝る場所はたたみ一畳ほどしかない。

次の日は早朝に起きて、ご来光を見るために頂上を目指しての登山だ。

私は仲の良い従姉妹と体を寄せながら眠った。

何時間たったのだろうか。

体を揺さぶられて目が覚めた。

従姉妹が一人でトイレに行けないから、ついてきてほしいと言ってきた。

トイレは山小屋の外にある。

確かに1人で行くのは不安だ。

私は一緒について行った。

私はトイレの前にある大きな石に座り、従姉妹はトイレに入って行った。

あー、目が覚めちゃったなと、なにげに上を見た。

度肝を抜かれるとはこのことか。

今までで見たこともない、たくさんの星。

その星たちが、手が届くのではないかと思うほど近くに見えているのだ。

圧倒されて、寒さなど忘れてしまった。

私は星に手を伸ばした。

つかめるはずがないのに。

トイレから出てきた従姉妹に、興奮気味に伝える。

従姉妹も星たちを見て感動していた。

普段下界では見れない星もみえているのだろうか。

星ってこんなにたくさんあるんだと実感できた。

次から次へと流れ星も見える。

「たくさん流れるから、願い事し放題だね」
従姉妹と私はそう話しながら、眠気や寒さを忘れて願い事をした。

どんな願い事をしたのか、今はもう忘れてしまったが。

3/14/2026, 12:49:47 PM

安らかな瞳



私の心は、迷いや不安ばかりだ。

ここ何年も、朝までぐっすり眠れたこともなく、穏やかで落ち着いた気持ちになどなれていない。

そんな私はどんな瞳をしているのだろう?

死を迎えた時、やっと安らかな瞳と言われるのだろうか。

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