灰田

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7/1/2024, 10:44:12 AM

窓越しに見えるのは、雨上がりの夜空。
点々と散らばる星。
遠い街の灯り。

手を伸ばせば届くような青い空氣の塊に、触れようとして触れられなくて、悲しく笑う。

見えるものの中に、見えないものの居場所が
時にはあるのかもしれないな…って思う。

庇うように隠して……?   それが、

夜空の息吹。
星の棲み家。
街灯りの遠い彼方。
そして空氣に潜む、大空の鼓動。
それは、私の胸の鼓動と響き合う、

姿なき美しい子鬼の群れ。

あるいはたったひとつの大きな影。

中也が歌った大きな影が、私の窓の外にも佇む。

捕まえようとして、
捕まえられないけれど、
捕まえなくてもいいよね、と思いながら眠る…

❁詩〜🤫

6/30/2024, 10:39:20 AM

…こんな夢を見たゼ。

赤い糸がガチャでシークレットが出るんだけど、赤は赤でも凄いディープレッドでもうほとんど黒で、シークレットっていうよりほとんどハズレって感じ…

そんな「赤い糸」で繋がるんでも、いいですか?
あなたはそれでも私でいいんですか?

試すように恐る恐る、聞いてみるんだけど。

あなたは、化けの皮をはがして妖しく微笑むのか、それともわかりやすく誠実に笑ってくれるのか、

それとも………それともそれとも…ってもう千変万化にいろんな顔する。ホラーか。

キリが無いので私は再びガチャにたくす。
天の神さまの言う通り…ああ、やっぱりわからない。何なのこれって感じのが出る…赤黒混ぜこぜ。

それなら私が私のしたい通りに、あなたを見つめようと思います。

私の神さまはガチャ(赤い糸)でもあなたでもなく、私みたいです。

しょうがないなぁ、心に従いますか……。
はいはい、そっちじゃなくてこっちね。(軌道修正)


6/29/2024, 10:25:34 AM

入道雲を見ていると「夏」は、
幼い頃、図書館で読んだジュブナイルに描かれていた、王国のように思われる。

もう、本の題名も忘れてしまったけれど、
夏の「王国」は毎年律儀に巡って来て、心をワクワクさせた後、やがて別れの日には、切なく締めつけてくる。

夏の「王国」の入道雲は大いなる永久機関を隠した、不思議な機械の大船で、
あれに乗って夏の王女がスカートひるがえし駆けてきて、そして駆け去ってゆく。

悠長に見えて忙しない夏休みを、一緒に過ごそうとやって来る「王国」は、

油断してるとすぐ消え去ってしまう「夏休み」にも似ているかもしれない。

6/28/2024, 10:18:38 AM

夏が来れば来たで暑がりな私も、青空と入道雲
直射日光と、それに比例して濃い陰
木陰の思いがけない涼風

喫茶店の町中の木陰のような、ホッと息つく小空間
アイスコーヒーの小さな結露
町中で青空見上げて青い海思い
夕立ちにびっくりして、笑いながら駆け出し…

どぷんと水着の胸もとに打ち寄せる、力ある海の息吹も。

夏の独特な幸福はコントラストにあふれ……

暑いのは苦手だけれど

その割には悪くないって、思うのだ。

6/27/2024, 10:27:13 AM

ここではないどこかの夢を散々に、見続けて今「…飽きた」と呟く。
❁短歌

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