「朝日の温もり」
冬には、とてもありがたい。
日が昇れば温かさもやって来る。
太陽の光に温められて、生きてるんだなーと思う。
でも夏は…。
お部屋の窓が真東向きで朝になったらピッカピカ、熱量カーッ☀❢❢
朝っぱらから汗だくで目覚めて、グッタリふらふら弱りながら、おはよう…(ヽ´ω`)
…大げさじゃないです。
西向きの玄関の涼しさったらない…玄関で寝よーかなー(^_^;)
そのかわり、朝が過ぎるとちょっと楽🍃
朝に太陽にこてんぱんにされるので、「暑い」の
感覚狂ってるきらいもあるけど…
でも扇風機とはずっと一緒😸
冷たいお水で乾杯🍻←間違い。
ともかく、我が家は、朝がいちばん暑いです(*_*;
「岐路」
『どちらにしようかな?天の神さまの言う通り、
なのなのな。
たまごがふたつに割れたかな?なのなのな。』
岐路って言ったら、このわらべ歌を思い出す。
でもこどもの頃は、
好きなお菓子を選ぶ時に歌うぐらいなものだった。
大人になってからは皮肉にも、重要な岐路でこの歌が脳裏を駆ける…
天の神さまの言う通りにする方法が、わからないゾ…おまかせしたいのはやまやまなんですけどね。
たまごがふたつに割れたかな…だと?
それはあれ、例の、ハンプティ・ダンプティ?
下手打つともとに戻らないゾと警告してきてる……ってわけ?
冷や汗かきつつ青筋たてて、どっちかを選ぶわけだけど、
もうちょっと気楽に行きたいものだよね。…ほんと。
あー…だから最後に、なのなのな、ってつくのかな?
♬なのなのな、菜の菜の菜?菜の花色のたまご焼き、菜っ葉のおひたし、おいしいな、なのなのな。
神さまが作ってくれるたまご焼き食べて、さぁさぁ元氣を出しましょう、そして、
えいっ!て、自分で選ぶわけだね(^_^;)
「世界の終わりに君と」
きっかり、今夜0時に世界が終わるとしたら……
エポニーヌのように雨の舗道を彷徨って…何処へも帰らない。
そして、私を知らない君を恋うて、夜空を見あげるだろう。
…幻の君を連れて夜をともに歩くだろう。
君の幻は優しく、…けれど幻だから、
私は君から少しだけ目を逸らして、夜空を見あげるだろう。
もしも夜空の奥の、ずっと奥の、銀河よりも遠い彼方に
………私の家があるなら、
エポニーヌのような流離いの果てに
舗道も川面も夜空もすべてが銀河に変わり銀色に烟ってそして遥かな街の小さな家がふたたび私に現れるなら
本当に今夜0時に世界が終わってもかまわない。
幻の君を置いて、彼方へ落ちてゆければいい………
「最悪」
最悪。最も悪。ですか…。
どっかで読んだような氣がするんだけど、タロットカードの「悪魔」は、悪魔みたいに魅力的って意味もあるらしい。
…ほんとかどうかは知らないけど。
でも、ちょっと、はた迷惑な可愛いヤツっぽくて、嫌いじゃない。
私はこの悪魔のカードの、リバースがいちばん好きだ。
カードが上下逆さまになると、意味が変わるんだけど、悪魔に操られてた人間がそれに気づいて自由になるって意味だ。
一枚の最悪なカードに、悪くないなって意味もあって…なんかね、
追い詰めた悪者にも逃げ道を用意してあげてるヒーローみたいな、余裕とか愛情を感じる。
えーっと…タロット世界の神さまの?
「死神」のカードもひっくり返すと再出発、って意味だったかな。
ひっくり返さなくてもそのまんまで、肯定的に説明する場合もあった。
…別に最悪の状況に、無理に光を探さなくてもいい。
最初からセットになってるからって、言ってるみたいだ。
………あぁ、でももちろん、「最悪」なままの意味もある。
光と対にはなってるけど、闇が、無くなったわけじゃない。
無くなったわけじゃないからね、………ね?😈
それに、最良のカードも、ひっくり返すと、簡単に、
「最悪」のカードになるんだよ………
「誰にも言えない秘密」
誰にも言えない秘密、だったんだけどね、
君には、隠せなかった。
…名探偵なんて、本当にいるものなんだね。
褒めてる訳じゃないよw …何、照れてんのさ。
でも、ぼくの完全犯罪を、未然に止めてくれて、
ありがとう。
いや…完全犯罪なんてものでもなかったのかな?
結局、君には、全部、暴かれてしまったわけだしね…
まるっきりぼくは、ぼくの名探偵のための、記念すべき最初の犯人になるために、
いろいろ無駄な計画をしていたみたいだよね。
まるでヒーローのために悪役が、存在する世界みたいにね。
…穿った考えだって?ぼくもそう思うよ。でもね、
名探偵のためのぼく。
ヒーローのための悪役なら、
ちょっと切なくて、バカみたいで可愛いんじゃないかな?自分でいうなって?w
でも、ぼくの「誰にも言えない秘密」は、
よくある、ただのありふれた復讐譚に過ぎないよ…
君のためのぼくであることのほうが、本当は誰にも言えない秘密なのかもね…
あぁ、何だか本当に、そんな氣がしてきたよ…
ぼくたちはさ、両極に分かたれていたから、求め合ってしまった半身なんだよ…詩的な言い方をするなら。
w…不服そうだね?まぁ、そうだろうね、
ぼくだって不服だよ。
さっきまで復讐心に燃えていたのに、もう、すーっかり冷めてしまった!
でも、両極に別れていたものが、融合してゼロになる。
そんな話の方が、ロマンティックでいいじゃない?
夢があるし、第一、殺伐としていない。
そういうのはもう、いいからさ……それに、
ゼロになってしまえば、完全犯罪が成立するしね……
🌓そんなことを言いながら、君は疲れたように、いや実際疲れ切って…微笑みながらそっと…目を閉じた。
君が嘘つきな事を、私は知っている。
でも、きれいな夢に沈み込んでしまいたいくらい深く、君が悲しんでいるなら…
その偽りの配役を割り振られてもいいよ。
私は「私の半分」の、やりきれない悲しみを知っている。
笑いに紛らわせてしまったその心を、これから少しずつ、
君の半分である、私に見せてね…?