まりあんぬ

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2/23/2023, 8:26:41 PM

ふと真夜中に考える

きらきら光る川辺に緑の草原と青空
満開の桜が咲いていても良い
そんな心地よい道をだいすきな人と並んで歩いてる

あなたが今そういう夢の中であったら良いなと

あなたとだいすきな人が今日もよく眠れますように

Love you

2/21/2023, 7:13:43 PM

「同僚に片思いして3年になります。
彼には2年前から彼女がいます。

彼のしあわせを願いたいのに
「私じゃだめなんだ」と落ちこんでばかり。

たくさん忘れようとして、いろんな手を尽くして。

仕事に打ち込んで、やっと大きな成果を出せたのに「なんのために頑張ってるんだろう」と虚しくなってしまう始末。

自分のことしか考えられない自分が嫌になります。
こんなとき、どうしたら良いですか」

名無しの相談箱に宛てた手紙に自問自答する。



「あんた、覚えてる?」

「小さい頃、ゆりちゃんがうちに遊びに来てた日に、急な雨が降ってきてね。

誕生日に買ってあげて、まだ一度も使ってないレインコートを『貸してあげなさい』って言ったのよ。

あんたは『嫌だ』って言ってさ。

ゆりちゃんが帰った後

『あー、雨強くなってきたね。ゆりちゃん、大丈夫かな』って言ったら『貸してあげればよかった』って大泣きして。

あんたはそういうやさしいところがある子だったよ。

まー、こっそり貸してあげてたんだけどね」



ものすごく苦しい。

だけど、ひとりぼっちで雨に打たれて欲しくはないから。

「よかったね。いつまでもしあわせでいてね」

まだこんな風にしか考えられないけど、
せめて君にとって良い同僚であれるよう頑張らせて。



『0から』

11/5/2022, 6:35:23 PM

「あのね、生きてる人が亡くなった人のことを想うと、
天国にいるその人の頭上に光が差して花が舞うんだって」

なんの根拠もないのに、なぜだか本当のような気がした

そして、亡くなった人だけじゃなくて、
生きてる人も同じなんじゃないかって

そんなことを願いながら
たまに愛しい人たちのことを想う

何かを変えようと文を綴るあなたのことも


『一筋の光』

10/28/2022, 5:46:04 PM

昼はあかるいのに憂鬱だ

しずかにきらきら光る湖で見せしめのように泳ぐ

醜いアヒルの子みたいな気持ちになるから


どこかの樹洞の中に幾重にも続く空洞をみつけて

その奥の、奥の方でまわっている

ぼんやりとしたダンスホールに行きたい

赤っぽいオレンジ色のランプと

嗅いだことのない煙草のにおいと

ファンクなギターが流れる小部屋に


『暗がりの中で』

10/18/2022, 12:11:42 PM

just the two of usを聴くと
心地よい天気の中を歩いているような気分になる

晴れているはずなんだけど、
何故かお気に入りの傘にレインシューズを履いていて

もしかしたら狐の嫁入りなのかもしれない

暑くもなく寒くもない

少しの風と音のない雨の中、軽やかな足取りで
いつかテレビの中で見たパリの街を歩いてる

決して陽気な感じじゃないしセンチメンタルなわけでもない

通り過ぎた季節をそっと、空になった紅茶の缶に仕舞って

少しだけ「新しい何かとの出会い」を期待しながら
静かに洒落た花屋を通り過ぎる

私はいつもすぐにどこかに行かなきゃいけない気がして
だけど、本当は

どこにも辿り着けなくても、歩いて良いし
行ったり来たりするのだって悪くないんだろう


『秋晴れ』

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