soumatou

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1/24/2026, 2:00:40 AM

こんな夢を見た

三毛猫を預かって一週間
2歳 まだあどけさが残る
部屋中を駆けめぐる様に意表をつかれっぱなし
姿がないのにあちこちに気配を残して
やらかしてくれるから気が気じゃない
…ちびっこ忍者と同居奮闘中…

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奴がいない 振り返ると
フサフサの毛をなびかせ広いスロープを
滑り降りている
私達1人と1匹はどうやら公園にいるようだ
私めがけて何度も何度も滑り降りて来るのが子供っぽい
みてみて〜とでも言ってる様で猫も人の子も一緒だなあなんてちょっぴり情が湧く
そのうちクローズアップしたかのように奴の顔が鮮明になった
背後の光越しに長毛がキラキラ輝いて揺れている
朝日の中のそれは何度見ても惚れ惚れする美しさだ
私は心のままに叫んでいた 
「かっこいいねー」

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ミャーミャーミャー…
おねだりの声
ヌッとかぶさる三毛の顔
私は布団の中にいた
お前フサフサの毛はどうしたの?
あれっ毛短かかったっけ
奴はまんまるお目目で首を傾げた
アハハ そうかそうかまずはカリカリだよね

台所へ向かいながらもさっきの夢から覚め切れずにいる
長毛最高に似合っていた
ライオンのタテガミの被り物、三毛バージョン出てるかな…
もう一度奴に会いたい

1/23/2026, 9:38:46 AM

タイムマシーン

今日は父の誕生日
生きていれば何歳だっけ
即答できなくてゴメンネ
昭和ひとけたの人だから生年月日が出生日と
あっていたかも疑わしい

それでも今日タイムマシーンってお題をもらったのは何かの引き寄せかもね

実母との縁が薄かったのが性格に出ていた父
母親の愛に飢えていた寂しがりやさんだった
「タイムマシーンに乗ってお父ちゃんの出産に立ち会ってきたよ
私が生き証人だよ
おばあちゃんに抱かれた瞬間をみてきたよ」って…
父の人生のスタートを焦がれていた母親の温もりで包んであげたいの
誕生日のサプライズプレゼントを持ち帰るから
じゃあ出発するね〜


1/22/2026, 8:27:29 AM

特別な夜

歳を重ねた今、私の最高の夜のイメージはこれ
映画アイネクライネナハトムジークの主題歌

♪ 略…
繋がってる誰かを 見つけたハズなのに
そしてそれは今夜も疑いのないことなのに

小さな夜 数え切れないほど
思い出せないほど 重ねてきた
小さな夜 劇的じゃないけれど 
最高じゃないけど
それが“悪くない”のに

小さな夜 数え切れないほど 
抱えきれないほど 積み重ねた
小さな夜 劇的じゃないけれど 
キミのとなりなら
それも“悪くない”よ
それが“悪くない”んだよ

…「小さな夜」斉藤和義



遠からず一人この世に置き去りになって
夜な夜な後悔の涙にくれないための私の儀式
おやすみまた明日ねって眠りにつくこと
心で小さな感謝を毎夜唱えても面と向かって言えないんだわこれが
そんな頃私の思いが凝縮されたような歌詞に出会った

後5ヶ月、今年のサファイア婚には
この「小さな夜」を流してワインで乾杯するの
互いの思いが通じ合って
私達に似合いの特別な夜になるわ
きっと

1/20/2026, 6:39:19 AM

君に会いたくて


私達家族はこの日の事を純粋に心温まるエピソードとして記憶した
これが母の徘徊の始まりだったかどうかは定かではない
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駅裏の路地まで来たよ ここなの?
見覚えがあるような ないような

おかあさーん
娘の声だ
私を呼んでいる

良かった無事で
お買い物途中に急にいなくなるんだもん
さっき駐車場のワンちゃんと話していたでしょ
そしたらお母さんがワンちゃん連れて歩きはじめたのが見えてビックリ
飼い主さんと一緒に追いかけたけどここの路地で見失っちゃった
飼い主が友達だったからよかったけど
いきなりどうしたの?

私にもわからない
この子見ていたらあーちゃんを思い出しちゃって…毎日お散歩したなって

そしたらこの子が私を連れて来てくれたの
丁度この辺りの美容院だったよ里親さんが

子犬のあーちゃんに出会った場所?
そうそう小学生の私がおねだりしたんだったね、思い出して来た


今月私達は長く住んだこの町を離れてしまう
家族全員で愛犬に花を供え別れを告げたあの日から20年、2度目の別離の前に
意識のどこかで母はもう一度君に会いたくて
始まりの場所を見ておきたかったのかもね

1/19/2026, 2:26:02 AM

閉ざされた日記

誰にでも一冊はあるよね
心の中に閉したままの日記のようなものが

涙で波打ったページは開こうにも
そのまま固まって頑なにページを閉ざす
そっと剥がそうと周囲から息を吹きかけても
取っ掛かりが見つからない
小口の汚れはかさぶたのよう厚く張り付き
かつての心のひだの深さにリンクする

今は閉ざされてしまっている事に内心救われて日々を歩んでいる自分
光の下のもう一冊の日記とも長い付き合いになってきたしこれからも森羅万象に心を寄せページを増やしていけばいいじゃないかと思っている
そしていつか光の日記がこれを超えたなら封印が解け二冊が交わる…その証は一冊の自伝
それを胸に微笑んでいる私がいたらこの世からの卒業ってことね

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