なるなるなるね

Open App
5/7/2024, 4:45:49 PM

お題:初恋の日


同じクラス、同じ班、隣りの席。
なんとなく話したら趣味があって、面白くて楽しくて、
もっともっと、キミとお話しがしたい。

頬袋にごはんを隠してるリスみたいな
ぷっくりした頬が可愛い。
わたしより身長小さいってからかってみる。
成長中だって。
ほんとかな?でも、とっても可愛い。
ぷにぷに柔らかそうな手、ちょっと触ってみたい。
もっともっと、キミを知りたい。

誰にでも分け隔てのないキミがちょっぴり眩しい。
目でキミを、耳でキミを探してる。
もっともっと、キミを探したい。

5/6/2024, 6:42:37 PM

お題:明日世界が終わるなら


ぴぴぴぴ 目覚ましの音
いつもと同じ朝 のはず
でも今日はなんだか変だな?

なんだろう なんだろう
この騒ぎ
なにかな? なにかな?
テレビつけちゃお
チャンネルまわしても 誰もいない
まぁいっか

きょうは どこに 行こうかな?
きょうは だれに 会おうかな?
きょうは なにを 食べよかな?
僕はきょうもいつもどおり

------------------------
記録用コメント:作詞っぽいことをやってみたかったので、今日は作詞っぽい感じにしてみました。
私はたぶん明日終わるとしても、毎日と同じ1日を過ごそうとすると思うのでそんな感じにしました。
でもな〜んにも思いつかないし、作詞っぽいことは多分二度とやらないでしょう。
作詞家さんってスゴイ。

5/4/2024, 5:32:29 PM

お題:耳を澄ますと

私は現在不登校です。

4月に転校してきた私は、
前に住んでいた場所は南の方だったので、この地域の人と比べると私は肌色に違いがあるため、かなり目立っていた。
やれ異国人だ。不気味だ。宇宙人だと、大きくも小さくもない声が聞こえる。
時には直接言われる時もあった(堂々と言われると、逆に尊敬してしまう)。

学校は閉鎖的空間だ。
異物は異物とみなされ、区別されるだけでなく差別までされる。
差別は生物として、かなり動物的本能だと私は思う。
みな、学校という小さな世界で生き抜くのに必死なのだ。
なかなか可愛い面も持ち合わせている、虫けら共(クラスメイト)だ。

と、理解していても、私はそれほど強い動物でもない。
約40人のゴミカス vs か弱い可愛い中学生の私1人では分が悪すぎる。
ならば学校を休もうと思い、敵前逃亡をしている。
何か言われるだけ私の時間も心も無駄になるので、お休みしまくっている。1番気が楽な選択だ。

でもそろそろ2学期。
多少の猶予はあるが、このまま休み続けるとかなりヤバい。気がする。

将来を考えると少し不安だ。
家でやってる事と言えば、お絵描きするか、アニメみるか、ネットサーフィンをして自堕落に生活している。
このまま引きこもりになるのは夢があるが、私の両親は夢がないだろう。
就職するにしても、私のレベルだと最低ラインは高卒だと思う。
高校受験をするにあたって、
勉強を独学で出来るのかって聞かれると答えはNOだし。
高校ぐらいは良い環境で過ごしたいと思っている。


あの虫けら共の声、私の声。
さて、私はこれからどうする?

5/2/2024, 3:51:28 PM

お題:優しくしないで

4月はあっという間に過ぎ、今はゴールデンウィーク。
特に予定はなく、何もしない自堕落な生活。
とても良い休日だが、本当に何もせずこのまま休日までもが過ぎて良いのか‥。
もうすぐ夏。
そうだ、服を買いに行こう。


勤続年数だけは無駄に長い私。
なぜか4月の給与が上がっていた。
お金は心に余裕を生む。
通帳残高に浮かれ、連休のセールに浮かれ、
気がつけばこんなに着るの?と言われそうな程たくさん洋服を買っていた。
量より質だというが、大は小を兼ねるとも言う。
私はああ言えばこう言う性質だ。
とにかく、細かいことは置いておく−−−−



浮足立って帰宅し、戦利品でファッションショーを開催!夏といえばジーパン!
しかし、ズボンは足が短いのでジーパン生地のスカートを購入した。
スケスケふわふわな肩を少し出した、セクシーでガーリーなトップス。
スケスケなのをシースルーというらしい。
うん、夏っぽい!
可愛い服を着りゃ可愛くなるだろうという安易な思考で購入した1着だ。
可愛いオシャレ女の子の完成だ!


そのはずだった。
腕が肩袖のゴムで締めつけられ、今にもうっ血しそうになっている。
スカートも履いたはいいが、お腹が千切れそうな程に圧迫されている。
ウィンナーの先端のねじれ切れてる部分のような気持ちだ。スカートに殺される!



「どんな感じ〜?」


突如私の背後から現れたファッションショーの観客の声に心臓の音が跳ねる。
私の顔が青ざめているのはお腹のせいか、夫にこの身体を見られるからか。
時も夫も歩みを止めない。一刻一刻、一歩ずつ私に近づいてくる。逃げられない!


「おお〜〜可愛いお腹だね」
邪悪さなんて欠片も感じない笑顔で、私のお腹をぽんぽんと撫でるように叩く。
そうだ、ダイエットをしよう……。

5/1/2024, 6:07:48 PM

お題:カラフル

陽は落ちることを知らない空も高い時間。
暑さに顔を紅くしながらも、我が子は宿題に立ち向かう。
もちろん冷房はつけているのだが、涼という漢字が似合う室温にできるわけもなく‥我が家は金には厳しい。
すまん。不甲斐なく‥。
私はアイスコーヒーで涼をとりながら、
申し訳ない気持ちで、小さな勇者を眺めていた。

小さい手が、真っ白だった画用紙を染めていく。
まるで堕ちてしまいそうな、青みがかかったエメラルドグリーンの深い空。
透き通るような琥珀色の雲。
小さいと思っていた手が、よく見ると私の手の半分ぐらいの大きさになっていることに気がついた。
貴方の世界はこんなに素敵な世界に視えているのか。
いつの間に、私と同じだと思っていたのだろうか。
なんて愛しい世界。

Next