なるなるなるね

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お題:耳を澄ますと

私は現在不登校です。

4月に転校してきた私は、
前に住んでいた場所は南の方だったので、この地域の人と比べると私は肌色に違いがあるため、かなり目立っていた。
やれ異国人だ。不気味だ。宇宙人だと、大きくも小さくもない声が聞こえる。
時には直接言われる時もあった(堂々と言われると、逆に尊敬してしまう)。

学校は閉鎖的空間だ。
異物は異物とみなされ、区別されるだけでなく差別までされる。
差別は生物として、かなり動物的本能だと私は思う。
みな、学校という小さな世界で生き抜くのに必死なのだ。
なかなか可愛い面も持ち合わせている、虫けら共(クラスメイト)だ。

と、理解していても、私はそれほど強い動物でもない。
約40人のゴミカス vs か弱い可愛い中学生の私1人では分が悪すぎる。
ならば学校を休もうと思い、敵前逃亡をしている。
何か言われるだけ私の時間も心も無駄になるので、お休みしまくっている。1番気が楽な選択だ。

でもそろそろ2学期。
多少の猶予はあるが、このまま休み続けるとかなりヤバい。気がする。

将来を考えると少し不安だ。
家でやってる事と言えば、お絵描きするか、アニメみるか、ネットサーフィンをして自堕落に生活している。
このまま引きこもりになるのは夢があるが、私の両親は夢がないだろう。
就職するにしても、私のレベルだと最低ラインは高卒だと思う。
高校受験をするにあたって、
勉強を独学で出来るのかって聞かれると答えはNOだし。
高校ぐらいは良い環境で過ごしたいと思っている。


あの虫けら共の声、私の声。
さて、私はこれからどうする?

5/4/2024, 5:32:29 PM