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8/7/2024, 3:46:34 PM

「私の運命なんて、最初から決まってた。」
産まれた境遇と、育った環境で、こんな言葉が産まれる。

いいな、いいな。夢を追いかけられる人は。

運命とは絶対なのかな?と思う日々が過ぎていく中、自分は見てしまった。聞いてしまった。
「この会社は辞められないけどね、私夢叶えられたよ。」
これは努力で夢を、運命をねじ曲げ勝ち取ったのかと。
「運命なんて」そう願うことは、ただ認めたくなかっただけじゃないのか。

自分は聞いてしまった。
「今の子は夢を叶える環境が整っている。」
なんだってできる世の中だと。
なんでも出来る中、運命に身を委ねる私は阿呆なのか?
否、違うと信じたい。

茜、刻々と迫る夕陽に、運命が確立されていない子供の声。この子は将来何になろうと願うのか。
親の仕事に憧れ、親の背に食らいつくのだろうか。
人の命を抱え、ひたすらにただ走り抜けるのだろうか。
もしかしたら、この子も「運命だから」と夢を諦めるのだろうか。
もし、そうならその運命はきっと100通りある1つに過ぎないのかもしれないよと、私ができなかったから少しだけ若い芽に託したい。お願い。

8/6/2024, 3:18:07 PM

なんてことだろう、私は今とても自分を泣かせてやりたい。
泣かせて、夜に悩めること気持ちを水に流してあげたい。
でも、心から流せるわけじゃない。傷はいつまでも痛み続ける。その鎮痛剤として、溢れんばかりの感情をながしてほしい。

大人になると、泣くのにもまた苦労する。
大きくなれば涙脆くなる、そう誰かが言っていた。
けどそれは、不穏な感情を振りかざして泣いてる訳じゃなく、なにか過去のものに縋って泣くのが上手くなるだけで、感情のままに泣くのは下手になる。

だから、私は私を泣かしてやりたい。
感情のまま、感情の暴力とも言える涙をひとりだけが知るこの場で。
泣かしてやりたい。
そこに悩める気持ちも、明日の不安も、考えすぎて死への不安も、全て流してあげたい。

8/3/2024, 11:00:34 PM

目覚めるまでに、朝を待つ。
朝を待って、朝に舞う。
そしたら空でも飛べる気がして、空に舞う。
でも、足は地に着いていて、草についた露が冷たい。
でもそれなんかも気持ちよくて、朝に舞う。

目覚めるまでに、夜を待つ。
夜を待って、夜に立つ。
そしたら空には星が舞っていて、空に立つ。
でも、足は地に着いていて、星にさえ手が届かない。
でもそれなんかもどうでも良くて、夜に立つ。

目覚めるまでに、私を待つ。
私を待って、私を刺す。
傷んだ心が治る気がして、私は待つ。
でも、足は地に着いていて、地はすぐに崩れる。
でもそれなんかも気持ち悪くて、私を刺す。

7/31/2024, 1:36:10 PM

心に残るようなことは、気の利いた事は言えないけど。
ひとりでいたい。そう思う日はあれどきっと、きっと心のどこかではきっと。

ひとりにはなりたくない。
ひとりは怖い。
ひとりは寂しい。
誰か語らう人が欲しい。
共感できる人が欲しい。
友達が欲しい。
なんなら親友が欲しい。
けど友達の定義がどこなのか分からない。
確信できる友達が欲しい。
完璧にひとりは嫌だ。

きっと、ひとりでいたいと言った私の心根はきっと、誰よりも欲深いもの。

7/30/2024, 2:14:40 PM

澄んだ瞳に見つめられるは、罪悪。
潤んだ瞳に蔑まれるは、嬉々。
私の正は、冒涜。
私の生は、規律。
下品な口に問われるは、嫌悪。
濁りし瞳に映るは、私。

澄んだ瞳に見つめられるは、罪悪。
濁りし瞳に映るは、私。

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