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目覚めるまでに、朝を待つ。
朝を待って、朝に舞う。
そしたら空でも飛べる気がして、空に舞う。
でも、足は地に着いていて、草についた露が冷たい。
でもそれなんかも気持ちよくて、朝に舞う。

目覚めるまでに、夜を待つ。
夜を待って、夜に立つ。
そしたら空には星が舞っていて、空に立つ。
でも、足は地に着いていて、星にさえ手が届かない。
でもそれなんかもどうでも良くて、夜に立つ。

目覚めるまでに、私を待つ。
私を待って、私を刺す。
傷んだ心が治る気がして、私は待つ。
でも、足は地に着いていて、地はすぐに崩れる。
でもそれなんかも気持ち悪くて、私を刺す。

8/3/2024, 11:00:34 PM