12/14/2023, 10:00:51 AM
私の創作料理のレシピを教えて欲しい?
うーん。いいですけど、これだけは忘れないで下さい。
隠し味には愛情を、たっぷりと注いでくださいね。
不味いものができたらそれは、あなたの愛情が足りなかったということで。私のレシピは何も悪くないんですからね!
(愛を注いで)
12/13/2023, 8:26:13 AM
夕焼けに教室が照らされる。ここには先生と僕しかいない。机を向かい合わせにして、くだらない話をする。
先生は、もうすでに僕の心を知っている。
「先生は僕のこと、どう思ってますか?」
僕は時折、先生を覗き込むようにして先生に質問をする。すると、先生はわざと僕から視線を外して窓の外を眺めた。
「そんなに必死になったって心なんて見えないさ。潔く諦めることだよ、少年」
先生はそう言ったけど、どうしても先生の横顔を見ると頬には紅が差しているようにしか見えなかった。
(心と心)
12/3/2023, 2:11:03 PM
私は、この関係が終わりを迎えることを何よりも恐れている。「さよなら」が怖くて怖くてたまらない。
君とは恋人でもなんでもないけれど、友人というにはなんだかもどかしい。はたまた親友かと聞かれれば、そうでもないような気がする。
不思議と心地が良くて、型にはまらないような君との日々が大好きだ。
だから、私は「さよなら」は言わない。
「またね」
そう言えば、ずっとずっと君との、この付かず離れずの愛おしい日々が続くんだと思い込んで、今日の夜もきっと安心して眠りにつける。
(さよならは言わないで)
12/3/2023, 5:49:20 AM
オレンジ色に染まる空
もうここに居ないはずの貴方
(光と闇の狭間で)
12/2/2023, 8:40:06 AM
アルバムからひらひらと落ちた1枚の写真。
写真の中には仲良く肩を組んでいる少年が二人。
あの頃はこんなにも距離が近かったんだね。
(距離)