5/15/2024, 6:22:40 AM
「風に身をまかせ」
12/20/2023, 10:03:49 AM
寂しさを紛らわせたくて、あなたの遺した日記帳を開いた。私のことは何一つ書かれていなかったけれど、それでもあなたの生きていた証だと思うと愛おしく思えた。
(寂しさ)
12/18/2023, 8:43:54 AM
一つ話をしよう。とりとめもないが笑っておくれ。まぁ、そうだな、この話は退屈だと欠伸をしてもいい。
でもね、話を聞いてる間、君の時間は僕のものだ。それだけは譲れない。
(とりとめもない話)
12/14/2023, 10:00:51 AM
私の創作料理のレシピを教えて欲しい?
うーん。いいですけど、これだけは忘れないで下さい。
隠し味には愛情を、たっぷりと注いでくださいね。
不味いものができたらそれは、あなたの愛情が足りなかったということで。私のレシピは何も悪くないんですからね!
(愛を注いで)
12/13/2023, 8:26:13 AM
夕焼けに教室が照らされる。ここには先生と僕しかいない。机を向かい合わせにして、くだらない話をする。
先生は、もうすでに僕の心を知っている。
「先生は僕のこと、どう思ってますか?」
僕は時折、先生を覗き込むようにして先生に質問をする。すると、先生はわざと僕から視線を外して窓の外を眺めた。
「そんなに必死になったって心なんて見えないさ。潔く諦めることだよ、少年」
先生はそう言ったけど、どうしても先生の横顔を見ると頬には紅が差しているようにしか見えなかった。
(心と心)