私は、この関係が終わりを迎えることを何よりも恐れている。「さよなら」が怖くて怖くてたまらない。
君とは恋人でもなんでもないけれど、友人というにはなんだかもどかしい。はたまた親友かと聞かれれば、そうでもないような気がする。
不思議と心地が良くて、型にはまらないような君との日々が大好きだ。
だから、私は「さよなら」は言わない。
「またね」
そう言えば、ずっとずっと君との、この付かず離れずの愛おしい日々が続くんだと思い込んで、今日の夜もきっと安心して眠りにつける。
(さよならは言わないで)
12/3/2023, 2:11:03 PM