言の葉 音の羽

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12/26/2023, 10:16:21 AM

昔と今。
変わったことはたくさんある。
環境、住む場所、自分の周りにいる人、友達、自分……。
なんだかんだ、全てのものが変わってしまった。色々変わってしまった。
あっという間に変わっていく、変わろうとしている周りに段々取り残されているような気がしてた。
でも、いつの間にか自分も変わっていたんだと、大分時間が経った頃に実感する。

変わらないものはない。
この言葉の意味が昔のわたしにはちょっとわからなかった。
でも今はよくわかる気がする。
あっという間に過ぎていく時間が色んなものを変えていった。
昔は変化が怖かった。特に人が変わっていくのが怖かった。いつしかわたしのことを忘れてしまう気がした。自分が変わってしまうのも怖かった。
でも、今は変化は怖くない。むしろ、ちょっとワクワクする。
今の自分から未来の自分がどんな風に変わっていくのが楽しみ。 

でもね。
この世界には1つだけ変わらないものがあるの。
それは……
大切な人を思う気持ちだよ。
いつかは変わってしまうかもしれない。
でも、一生そばにいたい人、これから出会う一生そばにいる人に対して思う気持ちは変わらない。

12/15/2023, 10:25:09 AM

わたしは雪を待つ。雪の降る日を待つ。
雪が降れば、あなたに会える気がするの。
雪の降る日をあなたと過ごしていたいの。
雪景色をあなたといつまでも眺めていたいの。
雪がやんでも、わたしのそばにいて…。

12/14/2023, 10:41:54 AM

暗い夜道。ライトが巻かれた木々が並ぶ道。
大切な人と共に歩く。
まだ明かりは灯されてない。

思えば、ここまで君と勢いで来てしまった。
初めて会ったときに一目惚れした。
ただ君を守るために戦っていた。生きていた。
息をつく暇のない日々。君と会う時間もなかった。
変わっていく環境に慣れようと、周りに追いつくのに必死だった。気がつけば、君を1人にしてしまった。
僕は何のために戦っていたのか。生きているのか。
気がつけば、大切なことを忘れかけていた。
そうだ。僕はいつだって君のために戦っていた。君のためにイマを生きているんだ。
このことを君が思い出させてくれた。

木々に巻かれたライトが段々灯されていく。
美しいイルミネーション。来た甲斐があった。
イルミネーションに夢中になる君。そんな君を見つめる僕。
そんな僕の視線に気づいたのか僕を見つめてくる君が言った。
「約束して。これからはいつでも一緒にいて。」
君は、、、君もそんなふうに思っていてくれていたんだ。僕だけだと、僕の片思いだと思っていた。
「約束する。僕はいつまでも君のそばいるよ。」
約束すると同時に心に誓った。君のそばを離れないと。


そんな2人を暖かく包むイルミネーションの光。
近づいていく2人の顔。
イルミネーションの光が2人の影を作る。
その影はとてもとても美しかった。

12/11/2023, 11:33:18 AM

うちは人より何でもないフリをするのが不得意。特に、あなたがいないとわたしはどうかしてしまうみたい。

本当はあなたがいなくてさみしいって言いたいけど、心のなかで叫ぶだけにしておく。
もしも、あなたがいないなんて嫌だとか言ったら、どうなるか。あなたはとっても優しい人だから、きっと気を遣ってしまうのかもしれない。
嬉しい。すごく嬉しい。けど、気を遣ってしまうのは時に良いこともあるし、時に悪いこともあるから。

今日もわたしは何でもないフリをする。昔は不得意だったけど、今では少しずつ周りの目を誤魔化せてるみたい。
でもね、、、心は痛い痛い、辛い辛いって泣いているの。とっくに心は限界を迎えているみたい。

いつか本音を叫んでもいいですか?

12/10/2023, 1:57:34 PM

わたしに仲間なんていないと思っていた。

うちに仲間と呼べるものはいなかった。
うちはわがままなところがあるから、感情が爆発して、つい感情的に動いてしまうことがあるんだ。最近では制御できるようにはなったけど、完全ではない。
だから、仲の良い人もうちから離れていった。何も言わずに離れていく人が多かったけど、言わずとも行動でわかる。うちを見る視線でなんとなくはわかる。最初から仲間も居場所も無かったのだ。

孤独に生きていく。それがうちの人生だと思った。

でも、仲間はいた。うちを受け入れてくれる人もいた。まだ本当の自分は見せきれていないけれど、うちを受け入れてくれた。
嬉しかった。きっとこんなことは起こることは無いと思っていたから。仲間を作ることも、仲間にいれてもらえることも諦めていたから。
みんな優しくて、今では良い仲間に恵まれたと思っている。

いつか離れる日が来る。でも、まだ離れたくない。
出来ることなら、一生この仲間といたい。

ああ、時間が止まってくれればいいのに―。

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