言の葉 音の羽

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11/13/2023, 12:58:17 PM

いつか別れの日が来る。

人と出会ったとき、同時に別れのときも出来て、それは未来に存在する。だから、別れの日が来ることなんて自然なことだ。

今までは別れの日は新たなステップに進むためのものであり、仕方ないことだと思ってた。だから、それまで仲良かった子との別れはめちゃめちゃさみしかったけど、特別悲しいとは思わなかった。

新しいステージに進んだとき、人生を変えてくれるような人と出会った。私が心の底から尊敬してて、1番信頼している人。ある日をきっかけによく話すようになった。話すうちに、だんだんお互いをよく知るようになって、どんどん親しくなって…。最初は「こんなに仲良くなっちゃっていいのかなぁ」とか思ってたけど、2人で話す時間が1番楽しくて、幸せ。
そして、いつからか望むようになっていた。「この時間が永遠に続けばいいのに…」と。
それは叶わない夢だった。ずーっと前からわかっていたことだった。でも、思い出したくなかった。
私が尊敬する人がいる場所に来たのには2つ理由がある。
1つ目は尊敬する人のところへ行きたかったから。
2つ目は勉強のため。「今いる場所とは違う場所へ行って、世界を知りたい!」と思ったのがきっかけ。ニュースで世界の今を知って、そう思った。だから、今いる場所とは違うとこに行きたいって思ったんだ。あとは、自分の得意なことを伸ばしたいなあと思ったときに、世界のどこかで学ぶ方がもっと上手くなれるのかなって思ったから。とにかく、世界に行きたいって思ったから。
だから、別れるのは仕方がない。その思いは今も昔も変わらない。でも、悲しみの深さで言ったら桁違いだ。別れが近くなることを初めて実感したときは辛くて辛くて仕方がなかった。この思いをどこかへこぼしても、溢れて溢れて、いつまでも悲しみにくれていく思いが止まらなかった。

「また会いましょう」
この言葉を口にするなんて、絶対に嫌だ。でも、いつかはこの言葉を言うときが来る。もう言う覚悟は出来てる。でも、そのときに笑顔で言える自信がないのだ。笑顔で言えるかな?もしかしたら、もうボロボロになってるのかも。泣き顔でぐしゃぐしゃになってるのかな。たとえ泣いていても、笑顔で言って、旅立ちたい。

未来。
旅立ちの日。
いよいよ別れの時間だ。
「また会いましょう」
私は言った。
大きな涙をひと粒と、最高の笑顔をともに、私は言ってみた。
あなたはなんて返してくれますか?
あなたは私を笑顔で送り出してくれますか?

11/11/2023, 10:41:20 AM

僕は飛べない鳥。飛べない翼を持っている。

僕の最初の名前は「飛べない鳥」だった。
意味はそのまま。まるで、空に飛ぶことができない鳥のように、僕は成長できていないのだ。
僕には、愛も、自信も、強さも、自慢できることや人から与えられたものが何もない。だから、僕の翼には飛ぶ力が無いのだ。
ずーっと孤独に生きてる。僕には仲間がいない。信頼できるものは何にもない。全て失ってしまった。僕は最初から飛べなかったわけではない。僕の甘さが、現実の辛さが、僕から飛ぶ力を奪った。飛ぶことができる翼を奪った。今の僕には何もない。

そう思っていた。そう思うほうがずっと楽だった。信頼できるものを失くしてから、周りの環境との間に壁を作った。1人でいれば、誰かを傷つけることも、自分を傷つけることもない。自分が傷つくのも、誰かを傷つけてしまうのも嫌だった。怖かった。心を閉ざした。何も感じなくなれば、楽だと思ったから。もう辛い日々はうんざりだった…。

そんな中、僕の前に舞い落ちる、1枚の羽。それが僕にとっての希望だ。僕の心を開けようとする。僕が作った壁を壊そうとする。
「やめて!僕はもう諦めたんだ。未来に希望はない。今さら何も変わらない!!」
でも、教えてくれたんだ。未来に希望があることを。今ならまだ未来を変えられる。
一筋の光とともに、僕の前に舞い落ちてきた1枚の羽。とても小さなものだったけど、僕に情熱をくれた。その情熱が僕の心を刺激する。閉ざしていた心を開けられる。僕の作った壁を崩していく。視界が広がる。現実は確かに厳しいし辛い。けど、こんなにも明るかったんだ。

僕に力が蘇る。自信もっていいんだ。僕は愛されていたんだ。まだ弱い僕。でも、今の僕には強みがある。
ああ、どこまでも飛べそうな気がする。

試しに飛んでみる。何度も落ちそうになるけど、それでも必死に飛んでみせる。
「どこまでも、飛んでみせる…」
そうつぶやいて、遠くへ飛ぶ。

あてのない旅に出る。
「夢」という目的地に向かって―

11/9/2023, 11:40:25 AM

最近、脳裏に浮かぶのは苦しかったあの頃。

たくさん練習してるのに、なかなか上手く歌えなくて指摘された。
すごく辛かった。泣きそうになった。
家に帰ってからは、部屋に閉じこもって悔し涙を流した。
それでも、練習はやめなかった。上手くなりたかったから。心が折れても、泣きながら練習した。
そんなことがよくあったけど、いつの日か努力が報われて、上手くいって、褒められたことがある。その時は、「よく頑張ったぞ、自分…!」って自分を褒めたっけ…。

今ではあの頃の自分に感謝してる。あんなことがあったから、歌がうまくなれたし、少しだけでも強くなれた気がする。

あ〜、今日も指摘されちゃった。練習頑張ったのに…。
また練習頑張らなきゃ。よし、今からでもやろう。

きっと、わたしはどこまでもうまくなれる。どこまでも強くなれるはず。

11/8/2023, 11:46:42 AM

この世に「意味がないこと」って存在するのかな?

もしも、この世のすべてのことに意味がなくなったら、私たちは何のために生きているんだろう。

この世の全てには意味がないわけない。
勉強するにも、
料理をするにも、
音楽を聴くにも、
今生きていることにも、
何かしらの理由がある。
この世の全てに意味が無くなっちゃったら、私たちが今ここにいることに、ここで生きていることに意味が無くなる。価値なんてなくなる。

この世には意味がある。
あなたがここにいるのにも、あなたが生まれてきたのにも、ちゃんと意味はあるはず。
意味なく生まれてきたら、ここにいる必要なんてないでしょ?

じゃあ、私が生まれてきたのにはどんな意味があるかって?
それは私にもわからない。
だから、人生をかけて、ここにいる意味を必死に探すの。

でも、1つだけ言えることがある。
あなたは幸せになるために生まれてきたんだよ。

11/7/2023, 10:48:03 AM

あなたとわたし

あなたとわたしの関係
とても単純なものだと思っていた。
でも、気づいたんだ。関われば関わるほど、話せば話すほど、複雑になっていく。けど、やっぱり単純な気がする。 

先輩と後輩
似た者同士
励まし合う仲間
素になれる

あげだしたら、キリがない。

私はこんな人と出会えると思っていなかったの。
きっと運命の出会いってこんな感じなんだろうと思った。そう心が叫んだ。その叫びが聞こえた。
もう、他にこんな人と出会えることはない気がするの。
あなたがわたしをなんと言おうが、なんと思おうが、わたしはあなたのことを運命の人だと思う。わたしを変えてくれた。導いてくれた。わたしに勇気をくれた。わたしの人生を変えてくれたの。
あなたがいたから、わたしは変われたの。勇気を出して、ここに来れたの。きっとあなたがいなかったら、今もつまらない日々を生きていた。
あなたがいてくれたから、今が最高に楽しい。今が1番幸せ。どんなことがあっても大丈夫って思えるの。

これから、わたしとあなたは一旦お別れする。
でも、きっとまた会える。ううん。また絶対に会えるの。
わたしはどこにいても、あなたのことを思う。あなたの名前を叫び続ける。
再会して、わたしがあなたに最初に言う言葉はなんだろう。
あなたはわたしと再会したら、わたしに最初に言う言葉はなんだろう。
会えなくなるのは悲しいし、辛い。考えるだけでも涙が出そうになるの。でも、再会するのが楽しみ。

そして、いつかあなたと一緒に夢を叶えてみたい。

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