苦しくて、苦しくて、吐き気を催す。
心配されたくないけれど、君にだけは心配されたくて、よくわからない感情がぐるぐるする。
感情ごと、吐き出せたならどれほど良かったか。
その立場は、私だったのに…なんて、過去に縛られて今を見れていない。
どうしても、孤立感を感じてしまう。
朝、何も考えずにおはようって言えて
移動教室、迷いなくその人と移動して
昼、当たり前のようにご飯食べて
放課後、当然のようにばいばいを言える
そんな、親友を失ってしまって
私はなんて馬鹿なことをしたのだろう。
いつの間にか君は遠ざかって
気にかけている自分が馬鹿みたいで
私のことを気にかけてくれる友達もたくさんいる
それでも、満足できていなくて。
中途半端な友達でなんて在りたくないのに、優しさに甘えてしまう。
まあ、でもそんな友達にも親友がいて
その友達に、遠慮がちに言われた。
その友達も、私と同じ感情を抱いているらしい。
それが、私に対してじゃなければどれほど幸せだったか。
その子に非はない。寧ろ、話してくれてありがとうと思えた。
これ以上、私みたいに苦しんで欲しくないし、嫉妬の苦しさは私が一番知ってて、傷つけたくない。
嫉妬?そう、嫉妬だ。醜い嫉妬。
よく恋人同士でやる、嫉妬してくれてありがとう♡なんて甘いものはない。存在するのはドス黒いネバネバした執着の塊。
君を、縛りたくはないの。
もしも、君がまだ私を少なからず良く思ってくれているなら
もしも、君が私の願いを叶えてくれるならば
私のことを、忘却れてください。
そして、幸福せになってください。
友達なんて高望みはしないけれど
少なくとも、嫌わないでください。
ああ…もしも
もしも、君が男だったならば…
暗闇に生きてきた。
目が見えない人生、音だけを頼りに生活してた。
相手の表情はわからないけれど、私は音でわかる。
鈴を転がすような幼稚な音楽から、心震わすロックまで。
ドレミファソラシの音だけでも、いろんなアレンジを加えることで一つだけの音楽になる。
だから、聞かせて。
君だけのメロディを!
大きくぱっちりなおめめ
ふっくらな唇
ほんのり紅いほっぺた
セットされてる前髪
洗剤のいい匂いがする
上目遣いはお手の物。流行も逃さない。
男女ともにモテている
私は言うの
鏡
その子に向かって
「Ah…I love me…!」
私 ・・・・・
その子の欠点は、ちょっぴりナルシストなところ。
私の声は届かない。
雨音で聞こえなくて、まるで私が消えたみたい。
もういっそ、消えてしまえたならば。
「──────」
「え?なに?聞こえない!」
ほら、雨音に包まれて私の声は届かないの。
本当に言いたいことも言えなくて、この雨の中傘も持たずにひとりきり。
私が消えるんじゃなくて、世界が消えてしまえばいいのに。
私が消えても、世界はただ回り続ける。
居なくなった、それだけ。
だけど世界が消えてしまえば?私一人の損失とは比べ物にもならない。
大規模なものと比べてしまってるからそう思えているだけど、私の価値はそのくらいって考えると悲しくて仕方がない。
いっそ、雨音に包まれて私も雨になれたら良かったのに。
傘、いれてほしかったな。
「約束だよ」
なんて、ふざけるなよ。
DECO*27さん、毒占欲オマージュ
殺意と同時に湧く愛情。
これってほんとにおかしいこと?
身体を蝕むほどの憎悪が、毒のように回る。
くるしい、くるしい、くるしいぃぃ…
けど、それが心底心地よい。
君が欲しい、君が欲しい、けど、君はいらない。
君が大好き、君が大好き、けど、君は大っ嫌い。
あいしてる、あいしてる、けど、死んで欲しい。
矛盾がぐるぐる目まぐるしく回って息が詰まりそうだ。
そんなとき1人の商人が現れる。
「お金を払えば貴方の夢が叶います」
くだらないって思った。けど、藁にもすがる思いだった。
心のどこかでは感じていたのだろう。
君は僕のものにならないって。
気分がひどく高揚した。
君は僕のものになった。
ああ、そうだった。
払わなきゃいけないんだっけ?妄想税ってやつ
「そんな理想ばかり押し付けて、ばかみたい。」
なにかが切れる音がした。
「あの子のことすきなの?」
「うん。あの子は僕のいうこときいてくれるから。」
「あの子のことは嫌いなの?」
「うん。だって僕の言うこときいてくんない」
いつだって、理想ばかり押し付けて生きてきた。
君との幸せな夢なんてどこにも無くて
ただあることは、軽蔑してる君の顔だけで
僕はそんな君の顔が嫌いで
僕のこと嫌いな君は嫌いで
全部、全部、夢だったようで。
ただ、払った妄想税とやらはきちんとした紙幣のようで。
ざっと300万、僕の手から消えただけ。
ただ、それだけだったみたい。
汚い妄想を汚いお金で解決させた結果だった。
「約束は、契約書を介さないとな」
そう、思った瞬間だった。