『夏』
今年もこの季節がやってきた。
毎年、毎年、やりたいことが沢山あるのに出来ないこの季節。
そう!【夏】
今年は何をしようかな〜と考えていると
「何、ニヤニヤしてんの?」
「な、なんだよ。いいじゃんか〜ニヤニヤしても」
「まぁ〜そんなことはどうでもいいんよ」
「どうでもいいって笑」
「今年のこの日暇?」
「あ〜この日なら何もないよ」
「だったらさ!祭り行こうぜ!祭り!」
「おお、いいじゃん!行こうぜ!」
そんな話をしてる中、ちらっとドアの隙間から覗いている女の子がいた。
目線をそっちに向けると、その子は走って行ってしまった。
(用事あったのかな?)と思いながらもこいつの話を聞いていた。
その子が、今の妻になっているとはその時は思いもよらなかった。
「どうしたの?ニヤニヤして?」
「昔の友達と同じこと言ってるな?笑」
「あら、そうだったの笑」
「今年さ、あいつも誘って祭り行かね?」
「いいね〜私もあの子誘おうかしら」
「お?いいじゃん!今年も楽しみだな〜」
昔も今も変わらずお祭りの話をしている。
そこは変わらないな〜と思ってた。
そういえば昔、この話をしてた時も今日みたいな天気のいい日だったな
『ここではないどこか』
私は旅人だ。
世界を自由に旅をしている。
なぜ旅をしてるかって?
それは…秘密かな笑
今回も新しいところに着いたところだよ。
でも、目的地では無さそうだ。
(その目的地は旅をしている理由に関係がある)
(ここじゃない、ここも違う。ここも、ここも、ここも違う違う違う!)
(一体どこで会ったんだろ)
(私の【命の恩人】)
「ここも違うか…」
「あなたはどこにいるんですか?」
私が思うにここではないどこかで恩人は幸せに過ごしていると思う。
でも、私は1度でもいいから会ってお礼を言いたい。
「ただそれだけなのに」
「君と最後に会った日」
僕には小さい頃からの幼なじみがいる。
とても明るくて、元気で、一緒にいると楽しくて面白い。そんな君のことが好きだった。
でも、君は遠くのまちへ引っ越してしまったね。
それから早くて5年がたったよ。
今もこうやって君に手紙を送っている。
「会いたいな〜また君に」
そう思いつつ空を見上げると一面に星がちりばめられていた。
綺麗だな〜と思いつつ手紙を書き続けている。
次の日になると、朝から呼び鈴がなった。
(誰だろう?)も思いドアを開けると君がたっていた。
「ど、どうしてここに?!」驚きのあまり大声を出してしまった。
「やっと会えたね。」とびっくりしながらも答えた。
ようやく出逢えた喜びと懐かしさが混み上がってきた。
「嬉しいよ、とても嬉しいよ」語彙力が失うほど嬉しかった。
「変わってないね〜僕くんは」
「そういう君こそ変わってないや」
「君って呼び方まだ治んないんだ笑」
「そりゃ〜君は君だから」
そうやって、また君と出会えた。最高の幼なじみと。
そして、最高の彼女(男)としてもね。
『繊細な花』
地球にたった1輪しかない幻の花がある。
それを目にする人は誰もいない。
なぜなら、その花はとても「繊細」だからだ。
ちょっとでも刺激を加えると枯れてしまう、扱いの難しい花だ。
それなのに、彼はその幻の花をプレゼントしてくれたのだ。
私は驚きのあまり何も口に出せなかった。
彼は「この花を君に送りたくて、頑張ったよ」とだけしか言わない。
そして私は彼に聞いた。
「どうやってその花を手に入れたの?人が触れてしまったら当たり前のように枯れてしまう。それをなぜ、あなたが持ってるの?」
「それは…正直分からないんだ。何故か持てるんだよ」
「そうなの…でも、それは私には送れない。私が持ってしまうと枯れてしまうから」
「そうだよね…じゃ、じゃあ!気持ちだけでも受け取ってくれない?」
「気持ちなら…喜んで受け取るわ」
「本当に!?」
「えぇ、本当よ。ただし」
「ただし?」
「その花ぐらいに人間の心も繊細だから気をつけてね」
「もちろんだよ【その花よりも丁寧に君を愛し続けるよ】」
「楽しみにしてるね。」
『1年後』
皆さんは未来の自分を想像したことがありますか?
私は、学校で将来の自分関係のことをした以来想像していません。
だいたい想像するとしたら5年後とか10年、20年後とか考えるでしょう。
ですが、【1年後】はあまり考えたことないんじゃないでしょうか。
身近な考えも持った方が目標などを立てやすいと思いますよ。
まぁ〜それは全てあなた方次第ですが。
「お〜い!誰に話しかけてんの?」
「あ!なんでもないよ〜 さ!この【1年後の目標】を考えよ〜」
「そうだね!考えるか〜」
さ!皆さんも機会があれば考えてみてみれば良いと思いますよ。(By神様より)