族長

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「君と最後に会った日」
僕には小さい頃からの幼なじみがいる。
とても明るくて、元気で、一緒にいると楽しくて面白い。そんな君のことが好きだった。
でも、君は遠くのまちへ引っ越してしまったね。
それから早くて5年がたったよ。
今もこうやって君に手紙を送っている。
「会いたいな〜また君に」
そう思いつつ空を見上げると一面に星がちりばめられていた。
綺麗だな〜と思いつつ手紙を書き続けている。
次の日になると、朝から呼び鈴がなった。
(誰だろう?)も思いドアを開けると君がたっていた。
「ど、どうしてここに?!」驚きのあまり大声を出してしまった。
「やっと会えたね。」とびっくりしながらも答えた。
ようやく出逢えた喜びと懐かしさが混み上がってきた。
「嬉しいよ、とても嬉しいよ」語彙力が失うほど嬉しかった。
「変わってないね〜僕くんは」
「そういう君こそ変わってないや」
「君って呼び方まだ治んないんだ笑」
「そりゃ〜君は君だから」
そうやって、また君と出会えた。最高の幼なじみと。
そして、最高の彼女(男)としてもね。

6/27/2024, 1:54:06 AM