上手くいかなくたっていい
もし、人よりうまくできなくて凹むときがあってもきっとそれは貴方に人よりも伸びしろがあるからです。
2024/8/9 No.9
蝶よ花よ
周りから見たら私は何不自由なくちやほやされて育った貴族だと思われているだろう。けれども私の両親は自分の子供を道具としか思っていない。家門のためだとか言っているけど、結局はお金がほしいだけのくせに。でも私は両親には逆らえない。跡取りでもない私はきっともうすぐ誰かも知らない人の家に嫁がされるだろう。私の意思など関係なく。逆にそっちのほうがいいのかもしれない。両親から抜け出せるのだから。ただ一つ心残りなのはお兄様と離れてしまうこと。お兄様はこの家の跡取りだからそれこそちやほやもされていたし、勉強なども厳しくされていた。羨ましいとも思ったことはあったし、嫉妬もしてたけど、私のことをずっと大切にしてくれているお兄様のことが私は大好きだった。お兄様がこの家を継ぐまであと一年。きっと今年のうちに私は何処かに嫁ぐだろう。お兄様はどうか自分の愛しい人と婚約してください。
2024/8/8 No.8
最初から決まっていた
自分自身の人生は自分次第で変えられる。
そんなことを言う人がいるけれども実際はそうじゃない。私もずっと信じてたし、そうだと思っておきたかった。だから料理人になる夢をただ追いかけた。彼は私を応援してくれて、就職祝いに私の欲しかった包丁をプレゼントしてくれた。人生で最高な日だと思った。けど、これが自分次第の結果だというのなら私は一体どうしたら良かったの?
私は今、目の前で最愛の彼と大嫌いだったいじめっ子が同時に亡くなった。最愛の彼は私のことをかばって喧嘩になって、運悪く脱線した車にはねられた。私は救急車も警察も呼べなくて、周りが騒いでいる声すら聞こえなかった。足から崩れ落ち、涙がただひたすらにアスファルトを濡らしている。あいつさえ居なければ彼が死ぬことはなかったはずなのに。最後に見たのは血を流しながら倒れている彼の姿だった。周りに止められるのを振り払い、私は彼からもらった最後のプレゼントを胸に突き立てる。絶対に許さない。さようなら。今から行くから待っててね。さて、これは最初から決まっていた結末を忠実に守った結果だったのか、それとも愛が歪めた結末だったのか。どうか彼女が来世で罪を犯しませんように。
2024/8/7 No.7
太陽
この題名を見たときに今日は自分のことを話そうと思いました。
私には将来の夢があります。何かは言えません。けれども、私はある人に憧れてこの夢を目指すようになりました。しかし、正直ほとんどなれる可能性はゼロに近くて、頑張らないといけないとわかっていても頑張れないこともよくあります。けれど、そのたびに憧れの人である太陽のようなその人に近づくために頑張ろうと勇気ももらえています。皆さんもなりたい職業やりたいことなど、色々あると思いますが、めげずにこれからも頑張ってください。
2024/8/6 No.0 作者の物語
鈴の音
「ニャー」
夏休みにだけ来る私のおばあちゃん家のお家。
毎年そこに行くんだけど、そこでの楽しみは田舎だからあんまりなくて、前まではあんまり行きたくなかったの。でもね!一昨年ぐらいにこの家に住み着いた白猫のサクラのおかげで今はすっごく楽しいんだ!ずっと遊んでくれる人も居なくて、寂しかったけどサクラだけは遊んでくれるの!首輪には鈴をつけたから来たらすぐにわかるんだ。サクラも鈴を気に入ってくれてて、私もブレスレットにして、同じ鈴をつけてるんだ。これでサクラも迷わないでここに来れるからね!夏休みは一瞬で終わっちゃったけど、また会いに行くから待っててね、サクラ!!
2024/8/5 No.6