力を込めて貴方にエールを
忙しくて、とても大変な日々を送っている貴方へ
私は頑張っている姿を応援して見守ることしか出来ないけれど、応援は少しでも貴方の力になると信じてる
どうかくじけないで
貴方の頑張りを見ている人は必ず居る
たまにはゆっくり休んで
私はいつでも貴方を応援してるよ
過ぎた日を想っても、過ぎ去った過去は変えられない
あの時こうしておけばとか、後悔しても無駄だ
過去の自分を責めたところで、どうすることも出来ないから、過去じゃなくて未来を向けとよく言われるけれど、どうしても後悔した過去が消えることは無い
ずっと纏わりついてくる
どうして言えなかったんだろうね
「いかないで」のたった一言だったのに
代わりに言った「さようなら」
少し悲しそうに微笑んで手を振ったあの時、君はなんて言って欲しかったんだろう
私があの時止めていたら、君は遠くに行かなくて済んだのかな
深夜2時、ベランダに出て夜風に当たりながらこんなことを思っていても仕方がない
今更何を思ったってもう君に会うことはないのだから
たまにふらっと私の頭に流れては時間が経つと忘れ、またふらっと頭に流れてくる
死ぬまでこの後悔は続いていくのだろうか
これは彼を止められなかった私への罰なのだろう
みんなが君を忘れても、私は君を忘れないからね
まだ彼と付き合う前、彼と2人でプラネタリウムを見に行ったことがあった。田舎の方に住んでいて、夜はマンションや店の電気も無く、夜の星々がはっきり見えたので、昔から星を眺めるのは好きだった。プラネタリウムの星々は、綺麗にはっきり輝いて見えるため、毎日訪れたいほどプラネタリウムは好きな場所。
1人で夜星を眺めるより、彼と眺める星はいつもより綺麗で、輝いて見えた。私は星に夢中で彼から見られていることに気づかなかったのだけど、星を眺めてる横顔に見惚れてたと付き合った後に彼から話を聞いて、愛おしいなぁと思った。
いつか同じ屋根の下で、夜空を眺めながら、あれって𓏸𓏸座だよね!なんて話をしながら夜を過ごしたいな。
「お嬢さん、僕と1曲踊りませんか?」
彼と一緒に家で映画を観ていた時に、舞踏会のシーンで彼が発した言葉。
ワルツが流れ、ドレスを着た美しい女性とタキシードを着たかっこいい男性が踊りながら美しい弧を描く。
ワルツの音楽と美しい踊りに心を奪われ、少し体を揺らしながらそのシーンを眺めていたら、夫が急に立ち、私の目の前で、手を差し伸べ微笑みながら言った。私は、
「喜んで」
と、差し出された手に自分の手を重ねて、立ち上がった。学生の頃から、私も彼もリズム感が全く無かったため、とても踊りと言えるような動きではなかったが、手を取りながら、テレビから聞こえるワルツの音に合わせて、見よう見まねでクルクル回った。ワルツの場面が終わった時、彼は握っていた私の手の甲にそっとキスをした。ちょうど部屋の窓から綺麗な月が見えた。もし、私が昔のお嬢様で、彼と身分違いの恋をしていて、今日と同じ月の下で踊っていたら、きっと私は彼と駆け落ちしていたんじゃないかと思うぐらいとても素敵な気分だった。
大きな満月の下、月の光に照らされながら、2人でぎこちないワルツを踊るのも悪くないと思った。
次舞踏会の場面が出てくる映画を観た時は、私からダンスに誘ってみようかな。
また貴方に巡り会えたなら
今度は僕から告白をしよう
また今みたいに他愛ない話をして
幸せな毎日を過ごそう
貴方以外とこんな幸せな日々を送れる自信が無いよ
今世は貴方に巡り会えたから
来世もまた貴方に巡り会いたいよ