過ぎた日を想っても、過ぎ去った過去は変えられない
あの時こうしておけばとか、後悔しても無駄だ
過去の自分を責めたところで、どうすることも出来ないから、過去じゃなくて未来を向けとよく言われるけれど、どうしても後悔した過去が消えることは無い
ずっと纏わりついてくる
どうして言えなかったんだろうね
「いかないで」のたった一言だったのに
代わりに言った「さようなら」
少し悲しそうに微笑んで手を振ったあの時、君はなんて言って欲しかったんだろう
私があの時止めていたら、君は遠くに行かなくて済んだのかな
深夜2時、ベランダに出て夜風に当たりながらこんなことを思っていても仕方がない
今更何を思ったってもう君に会うことはないのだから
たまにふらっと私の頭に流れては時間が経つと忘れ、またふらっと頭に流れてくる
死ぬまでこの後悔は続いていくのだろうか
これは彼を止められなかった私への罰なのだろう
みんなが君を忘れても、私は君を忘れないからね
10/6/2024, 11:02:55 AM