魂は廻る
来世は人間に生まれ変わるかは分からないけれど、何度廻っても僕は君に逢いに行くよ
何億もの人がいるこの世界で、同じ国に生まれて、同じ学校に通って、出逢ったこの奇跡をもう一度来世で起こることを願ってる
たとえ僕が人間に、君が花に生まれ変わったとしても、僕は君を見つけて愛でるよ
向こうから誰かが手を振ってるのが見える
たそがれどきの時間帯
日が落ちてきて顔が影になって全然見えないけれど、僕に大きく手を振ってくれるのは君しかいないって分かってる
誰そ彼時、彼は誰時、月の光に照らされてた真夜中
君が僕に手を振ってくれるのなら
僕はいつでも君に手を振り返すよ
きっと明日も良い日になるはずだ
だって君に会えるのだから
たとえ雨が降ったり、上司に怒られたりして気分が落ち込んだとしても君に会えるだけで落ち込んでいた気持ちが吹っ飛ぶんだ
いつか君に会えなくなる日が来るだろう
永遠が来ないことはわかってる
明日会えなくなるかもしれないかもしれない
そんな日が来た時は、毎朝君の写真を眺め1日をはじめ、毎晩君の写真を眺めて夢で会える事を祈るよ
この世に絶対は無い
けどきっと明日も君に会えると信じている
静寂に包まれた部屋で貴方を思う
なんの音にも邪魔されずに貴方だけを頭に浮かべる
何も音は聞こえないけれど、貴方の笑い声が頭の中でずっと響いている
なにも聞こえない空間にいる時は、とても寂しいけれど、貴方の声を思い出して安心している
ずっと私の頭の中を貴方の音で埋めつくして
学校帰り、また明日ねと笑顔で手を振る君を見ていると、明日も絶対学校に行こうという気持ちになる。彼女と出会うまで、ただ何となく学校に通って、何となく1日が過ぎての繰り返し。こんな学校生活が3年間続くのだろうと思っていた。つまらない毎日を意味のある毎日にしてくれてありがとう。僕は彼女と一緒に話したり、笑ったりするために毎日を生きている。帰り際に、少し寂しそうに手を振る君を見て学校の1日を終え、おはようと挨拶をして学校の1日が始まる。毎日がとても楽しい。僕に生きる気力を与えてくれた彼女に感謝している。次の月曜日にまた会おう。