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6/27/2025, 11:22:44 AM

『まだ見ぬ世界へ!』
一つのことに集中しないで、他のことにも目を向けたら
まだ見ぬ世界へ、連れて行ってくれるよ。
世界は君が思うよりも広いんだ!
一つのことだけを見て、諦めないでもっと広く見て!
そしたら、諦めていたことも叶ったりするから。
大丈夫!人生を恐れないで!!
人生は、自分が楽しく生きられるようにするの!
自分が楽しく生きられたら、それを他の人にも
お裾分けしてあげて。
もし、楽しくなかったら、他の人からお裾分けしてもらって!楽しく生きて!
生きていたら後悔できるけど、死んだら後悔できない!
悲しみも、苦しみも、楽しみも、喜びも、
生きているから感じる。
生きていたら、悲しみも苦しみも変えることができる!
まだ見ぬ世界へ!みんなで行こう!!
生きているから得るものがある!
一人で頑張らなくていい!
みんなが居るから!
君が見ることができなかった世界に、僕たちが
連れて行ってあげる!!
一緒に行こう!!
『見たこと無い世界へ!』

6/26/2025, 12:23:03 PM

『最後の、声』
私が最期に聞いたのは、喜びの声、家族の叫び声と
この世のものとは思えない怪物の声だった。
―私の村には1年に一度、この村に住んでいる怪物に生贄を捧げる。
怪物が暴れて、村が壊されないように…
そして今年の生贄に私が選ばれた。
村の者は安堵の声をあげた、親だけは、
『この子を生贄になんてさせたくない!』
『なんでこの子が!』
と声を荒げていた。
私は、何も感じなかった。ただ親よりも先に逝ってしまうのは嫌だった。でも生贄に選ばれたからには行かないといけない。
―怪物がいると言われている洞窟に来た。
親は前日に、一緒に逃げようと言ってくれたが、
私は断った。
私一人の犠牲で何千人の人が生きれると思ったら、
悪い気はしなかった。
『さぁ、行くんだ。』
そう言われ、私は一歩一歩進んだ…
みんなの姿が見えなくなってすぐに、
前が真っ暗になった。
あぁ、私死ぬんだな、そう思った。
意識がなくなる前に聞いた声は、両親の叫び声と泣き声
村の人達の安堵の声。
怪物が唸っているこの世のものとは思えない声。
私が最期に聞いた声は、この4つだった。
『お母さん、お父さん、先に逝ってるね』
震える声で私は一人呟いた。

6/25/2025, 12:01:45 PM

『小さな愛』
大人、嫌い。いつも怒ってばっかり。
私達のことなんか考えてない。
理不尽。嫌い。大人になりたくない。

子供の頃はそう思っていた。
でも今なら、大人になった今ならわかる。
大人が怒っていたのは、理不尽なんかじゃない。
将来、自分たちがしっかり生きられるように
叱ってくれたんだ。
過ちを犯さないように怒ってくれたんだ。
小さい時の私にはわからなかったけど、
ちゃんと怒ってくれる人はそこに、
小さな愛があるんだ。
愛があるから叱ってくれるんだ。
ありがとう。
貴方たちが、私達に言ってくれたことを今度は、
私達が、あの子達に教える番。
嫌われたっていい、あの子達が将来楽しく、正しく生きられるように、私達はあの子達に小さな愛を持って教えていくよ。
…いや、小さいじゃなくて大きく深い愛を持って……

6/24/2025, 12:42:57 PM

『空はこんなにも綺麗なのに』
空は綺麗だね。満開に広がる星空、青空。
私達に飽きない毎日をくれる。
貴方は何が好き?星、月、夕日、海、みんな綺麗で
選べない?
私は、全部好き。
星が綺麗
月が綺麗
夕日が綺麗
海が綺麗
全部貴方にあげたい言葉。
でも、この言葉は君には届かない…
届いてほしい。ただそう思うしか出来ない…
…貴方は今何をしている?
もし時間があるなら、少しだけ外を見てみて。
どんな天気でも空でも、美しく視えるから。

家に帰りたくない…帰っても私の居場所なんかない……
なんで、
空はこんなにも綺麗なのに、人間は、私は汚いのかな?
私もいつかあんなに綺麗な空の一部になれたらな。
貴方は私みたいな、汚い人間になってはいけないよ。
貴方はいつまでも綺麗なままでいてね。
私からのお願いだよ…
空はこんなにも、君を見てくれているんだから…

6/23/2025, 11:40:00 AM

『将来の夢』
…なんであんな事言ったんだろう?………
『ぼくは、しょうらいけいさつかんになりたいです!』
そんなことを言ってる時期が僕にもあった。
でも、今はもう警察になろうとは思ってない。
僕は臆病で一人見知りで、発言するのにも緊張してしまう…そんな人間が警察になんかなれない…
僕の学校ではイジメがある。みんな見て見ぬふりをしている。みんな怖いんだ…もしここであの子を助ければ
今度は自分たちがイジメられてしまうから…
みんな心の中では助けたいと思っている、でも出来ない
僕にもそんな勇気は無い……みんな自分を守るのに精一杯なんだよ。
ある日の昼休み。いつもイジメられている子がいつものようにイジメられている。みんな見て見ぬふり。
僕も見て見ぬふり。
でも僕の中に一つの疑問が出てきた。
『このまま見て見ぬふりをし続けていいのだろうか?』
あの子は助けを求めたくても求められない。
なら、僕たちが手を差し伸べないと…
『や、やめなよ…!』震える声で僕はそう言った。
イジメてた子達は焦った顔をして逃げた。
『ありがとう』その子は泣きながらそう言った。
『ごめん…今まで見て見ぬふりしてた。』
『いいよ。みんなイジメられるのが怖いんだよ…
 僕だって君たちの立場だったらそうしてるさ』
『君は僕のヒーローだね』
僕はその言葉を聞いたら何故、昔自分が警察になりたいと言ったのかを思い出した。
僕は人の笑顔が見たかったんだ。皆が安全に幸せに暮らせ国を作りたかったんだ。
『警察官、もう一度目指してみようかな…』
(君なら出来るよ。ありがとう、助けてくれて)

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