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8/20/2023, 11:43:50 AM


現パロ

ご本人様には関係‪✕‬

紅視点

今日。学校に簪さんが来なかった。
ベリアンさんに理由を聞くと[風邪]をひいたと聞いて安心し授業を受けた。

放課後になりある女の子に呼び止められていた。
後ろに男性複数人…隠れているつもりなのだろうか?

モブ『あのぉ。私ィ』

独特な口調だな…流行っているのだろうか?

紅『どうしましたか?勉強に分からないところがありましたか?教えますよ。』
モブ『いい子を演じるのはやめろよ!!うぜぇんだよ!!』

こういう事か…
最近多い。
【彼氏・彼女を取られた】
【見ていてウザイ】
【私は完璧って感じで腹立つ】
そんな事…どうしようもないじゃないか…
僕はただ彼に好かれたいから…好いてて欲しいから頑張っているだけ。美しくいるだけ。ラトさんは美しい物が好きだから。フルーレさんは…今の僕が好きだから。ミヤジ先生は…分からないけど…
3人に好かれていたいから。頑張っているだけだ。
こんな事…言える訳が無い。僕だけでなく彼らも被害にあってしまう。
そういえば…昔は違ったな。【人】として見られたいから…頑張ったんだっけ…?
僕は産まれつき、【性同一性障害】【記憶障害】それに加え体も毎日病院に通わないと行けないほど弱かった。
人として見られたいから全て隠して、物をなるべく覚えられるよう。いや。覚えるよう頑張った。今も家に帰ったら…普通の人では耐えられない程の激痛に耐えながら勉強を覚えていた。
それをこの学園で知っているのはあの3人だけだ。
僕が病院に通わないで2日目だった。急に前が暗くなり人気のない廊下で倒れた。
幸い。3人が通りかかり救急車を呼んでくれたから僕はまだ生きてしまっている。
その事がきっかけでラトさん、フルーレさん、ミヤジ先生にも持病についてを話した。
沢山沢山褒めてくれた。沢山沢山慰めてくれた。私が大好きなあの優しい目と優しい手で。大好きな声で。大好きな貴方の肌で。思わず泣きたくなってしまうほど。

等と考えていると
後ろから何人かの男が出てくる。
全て僕に嫌味を言ってきた人達だ。

モブ2『お前がそんなに完璧だから!彼女が居なくなった!!』
紅『不完全はお嫌いでしょう?』
モブ3『俺は勉強が出来ないからって…お前のファンの彼女に捨てられた!』
紅『でしたら勉強分かりやすくお教えしますよ?』
モブ4『俺は!紅様に集中したいから別れるって…意味わかんねぇよ!!』
紅『という事は貴方は完璧だという事ですね!』

一人一人に答える。
これが…正しくない事は最初から分かっていた。

モブ『ここに居る奴らは全員!お前のせいで幸せを失ったんだよ!』
紅『大変申し訳ございません…』
モブ『謝れば済むと思ってんのか!!』
ボコッ

こんなの…僕の親の虐待に比べれば…どうって事ないや笑

それからも…暴力は続いた。
カッターも使ってた。
バットも
定規も
机も
椅子も
チョークも
ちゃんと元に戻さなきゃ
明日の朝ミヤジ先生がびっくりしちゃう
あ。床についた血も…拭か…な……いと…










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ミヤジ視点

仕事が終わりラトくんとフルーレくんと紅くんが待っている場所へ向かっていた。

待ち合わせの場所に着くと2人しか居なかった。
ラトくんと…フルーレくん…紅くんはどこだ…?

ミヤジ『またせたね。紅くんはどこだい?』
ラト『分かりません…待っていても。来なかったんですよ。』
フルーレ『あ!呼び止められているのを見た気がします!』
ミヤジ『どこでたい!?』
フルーレ『え?えぇっと…教室の前です!』

もうその場所に居ないかもしれない。けど見に行かないと。彼女が死んでしまう気がした。




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ラト視点

ガラガラッ!!

行き良いよく扉を開けると血まみれになった紅が居た。

ラト『紅…?』
フルーレ『!?紅さん!!!』
ミヤジ『紅くん!』

ショックで頭が回らなかった。
本当に死んでしまったのだろうか
“さよならを言う前に“私の前から消えてきさしまうなんて…

外から救急車の音が聞こえる。
ミヤジ先生が呼んだのでしょう。
この時自分の無力さに押し潰されそうになった。

それから紅は運ばれ学校のに近くの病院で手術を、受けた。
先生は

先生『あと少し遅れていたらもう助からなかったでしょう。』

よかった。紅は私の近くから離れないでいてくれる。
私を1人にしない…
安心感と嬉しさで涙があふれる。
こんな事…初めてだ。誰かに涙を流すなんて…
紅に見られないようにしませんと。

ラト『紅はいつ目覚めるのでしょう…?』
ミヤジ『分からない。けど、必ず目覚めるよ。』
フルーレ『紅さん…』
私があげた淡い青色のイヤリングがキラリと光った。その時だった。

ガラガラガラッ!!

1人の女性が入ってきた。
ミヤジ先生が血の気を引いている…どうしたのだろうか?
紅の前に立ったと思ったら

バシッ!!!!

女性が…紅を殴った…?
訳が分からなかった。

8/19/2023, 6:29:13 PM


現パロ
ご本人様と関係‪✕‬

簪視点

朝起きたら空模様が悪かった。
目覚めの悪い朝…
頭も痛い。
喉も痛い。
咳もでるし…

簪『風邪だな…』

担任の先生に連絡して学校は休む事にした。
虐めにも合わなくて済むし…一人で住んでるし…誰にも迷惑かけないから…不登校になろうかな…
そんな考えが頭を過ぎる
風邪のせいか悪いことばかり考えてしまう。

簪『不登校になったらベリアンさんに会えない…?』

それは嫌だ。私の生きる意味に会えないなんて…でも彼にはファンクラブがある…私が死んだって…大丈夫だろう。
嗚呼。もう。こんな考えはやめたい。

いつ光が見えるのだろうか…
光とは…なんなのだろうか。

8/18/2023, 11:00:45 AM


現パロ
ご本人様と関係‪✕‬

紅視点

紅『こんにちは、フルーレさん。ミヤジ先生』
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キャラ紹介

『フルーレ・ガルシア』高校2年3組
 テストは毎回20点以上。柔軟が得意、スタイルや顔がいいが、本人は女の子扱いされるのが嫌。
 人見知りでクラスでは1人になりがちな為、同じクラスのラトと話している。合唱補佐委員。彼にもファンクラブがあるが大体が男性。ラトと従兄弟
美容や芸術、縫い物が好きなので文化祭で活躍する事もしばしば…人見知りが欠点。
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キャラ紹介
『ミヤジ・オルディア』担当 高校2年4組
 テストを作る側。スタイルや顔もよく、頭がいい。
 子供の面倒を見るのが好きなので担任しているクラスでは人気。合唱補佐委員会を担当している。先生にガチ恋している生徒がちらほら…ラトの親と幼なじみだが仲が悪い。辛い料理が好き。
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ミヤジ『紅くん、大丈夫だったかい?』
紅『何がでしょうか?』
ミヤジ『数学の先生が上の空だったって言っていたからね』
フルーレ『え?』
ラト『そうだったんですね』
紅『考え事が少しあっただけですよ。大丈夫です』
ミヤジ『君は人の為になると周りが見えないからね…』
フルーレ『何回死にそうになったか…』
紅『ヴッすみません…』
ラト『ではご飯食べましょうか^^』
ミヤジ『そうだね』



食事後…
紅『少し御手洗行ってきますね』
ラト『行ってらっしゃい( *´꒳`*)੭"』




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鏡の前に立つ
笑えているだろうか
笑わないと…

紅『ラッキー…』
??『ラッキーは笑顔を引きつけるんですよ!だから、笑ってください^^』

私の幼馴染の言葉。
否。彼の言葉じゃない。正しく言えば彼のお兄さんの言葉。
いつも笑う彼のようになりたい。
鏡の前に立つと後ろに重りが見える気がする。
その重りは日に日に増えていって…

紅『もう…顔も見えないや笑』

何時この重りは消えるのだろうか。

紅『笑え。笑え笑え。自分を隠せ。』

こんな所をラトさんに見られたら…いっそもう自殺してしまおうか…
クラスの人みんな…笑ってる僕がスキ。
だからワラウ。
ワラワナイト…ミンナ、イナクナル。
ジブンヲ犠牲ニシテデモ

紅『もう戻らないとですね^^』

歩き出すその足は折れてしまいそうだった。


庭園

紅『あらら?フルーレさんとラトさんは?』
ミヤジ『先に教室に戻ったよ』
紅『そうでしたか^^』
ミヤジ『……』

ミヤジ先生にはお見通しですか…

紅『どうしましたか^^』
ミヤジ『“また“かい?』

やはり…

紅『あはは…今日はやってませんよ〜笑』

そう。今日“は“
ミヤジ『何かあったら言うんだよ?』

言える訳ない。僕に言われたんだから。
紅『ええ。』
紅『もう戻りますね^^』

綺麗な貴方と一緒に居ると…自分の汚い部分がもっとよく見えてしまう…貴方は悪くないのに僕を助けようとしてくれてるのに

ミヤジ『わかった。』

こんな悪い子でごめんなさい。

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ミヤジ視点

御手洗から戻って来た君には重りが増えている気がした。

紅『どうしましたか?^^』
ミヤジ『“また“かい?』
紅『あはは…今日はやってませんよ^^』

今日“は“…か…

ミヤジ『何かあったら言うんだよ?』
紅『ええ。』

そう返事をしても何時も限界を超えたらしか…助けを求めないじゃないか…

紅『もう戻りますね^^』
ミヤジ『わかった。』

もう君が…大事な人が壊れるのを…見たくないんだ。

8/17/2023, 4:44:25 AM



現パロ
ご本人様と関係‪✕‬


ベリアン視点

私達が通っているのは『中高一貫デビルズ学園』
圧倒的に高い学力などが誇らしさの学園です。
そのような学園で虐めがあるなんて思ってもいませんでした…しかも被害者が私の身近に居たなんて…何故気づけなかったのでしょう…虐めについては彼女のお友達の“紅さん“にお話を聞いてみましょう。

彼女は確か2年4組だったはずです。


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キャラ紹介

『紅・ガルカイ』
 テストは毎回、全学年合わせても1位であり、運動神経も良く、スタイルや顔もいい。まさに『天才の美少女』と云う言葉の擬人化のような人。
 クラスメイトにも優しく、ベリアンと同じ学級委員だ。
 そんな彼女には男女・学年関係無くファンクラブもある。
 何事も積極的に参加する完璧主義者である為、人の為となると周りが見えなくなってしまう所が欠点である。
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2年4組教室前

ガラガラ(扉を開ける音)

ベリアン『紅さんはいらっしゃいますか?』

群青色の髪をなびかせ銀河のような吸い込まれる瞳が目に入る。

紅『どうかなされましたか?』

相変わらずの落ち着く声色だ。

ベリアン『少しお話がありまして…』

私の言い方が悪かったのでしょう。黄色い声が飛び交う。

MOB『キャー!!ベリアン先輩が紅様に告白!?』
MOB『お似合いだ〜!!』
MOB『あれ?でも紅様恋仲の人が居なかった?』
ザワザワ

紅『クラスメイトが五月蝿くしてしまい申し訳ございません…』
ベリアン『慣れていますので大丈夫ですよ』
紅『お話とは…?』
ベリアン『実は…簪さんが虐めにあっていまして…(小声)』
紅『え…?』

紅さんもどうやら知らなかったようだ。

紅『誰にですか』

怒りを抑えきれていないのだろう。
当たり前だ。紅さんは友人なのだから…

ベリアン『まだ聞けていなくて…協力してくれませんか?』
紅『いいえ。と言うとでも?勿論。私でよければ』
ベリアン『ありがとうございます』
ベリアン『あと、他の方には言わないようにしてください』
紅『虐めの事が広まったらどうなるかわかりませんからね…ファンクラブの方達が何するか分かりませんし…』

やはり紅さんに話して良かった。


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紅視点

簪さんが虐めに…?
私は何も出来なかった…?
今までの努力はなんの為に…?

色々な悪い考えが、頭の中を飛び交う。
絶対に違うということさえも、分かっているのに…本当のように思えてしまう。
授業が始まったが、ずっと考え事をしてしまい授業内容が頭に入ってこない…
そんな中私が愛してやまない彼の声が聞こえた。
ラト『紅?どうしましたか?』
紅『ラト…さん…』

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈キャラ紹介

ラト・バッカ
テストは毎回全学年合わせても20位以上。運動神経がずば抜けてよく。顔立ちがいい。あの『天才の美少女』である紅・ガルカイと付き合っている。
美しいものが好きで醜いものには酷い態度をとってしまう事も…彼は指揮・補佐委員である。
彼にもファンクラブがあり大半が女性である。
彼には従兄弟が2人いる。※後に登場予定
自由人の彼だが、紅が間違った方向に進みそうになれば、止められるのはラトとラトの従兄弟の2人合わせて3人だけである。
欠点は満月の夜や医療関係に何故か抵抗があるという事のみ。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

紅『あれ?授業は…』
ラト『もうお昼ですよ?』
紅『え?』

考え事をしているうちに授業は残り2限…

紅『あらら…』
ラト『紅!いつもの場所にお昼を食べに行きましょう!』
紅『ラトさんは何時もパセリだけですけどお腹空かないのですか?』
ラト『空きませんよ?紅もパセリ食べます?』
紅『遠慮しておきます。』

パセリの風味が独特で少し苦手なんですよね…

ラト『そろそろ着きますね』

1つ疑問が私の頭に浮かんだ
紅『お2人も一緒ですか?』
ラト『ええ。嫌でしたか?』
紅『逆に嬉しいですよ』

ラトさんの従兄弟さん達は優しくて本当の家族のように接してくれるので一緒に居て心が楽なんですよね

8/15/2023, 10:41:25 AM

現パロ
ご本人様は無関係



ベリアン視点

日差しの強い朝
目覚ましの音に起こされ
ベットから降りて1階に向かう
朝ごはんを済ませ時計を確認すると
約束の時間が迫っていた
ドアを急いで開け
私の彼女に早く会いたいが為に足を動かす


約束のお店の近くまで来ると愛しくて堪らない彼女の姿が見えた。

ベリアン『おはようございます。待たせてしまいましたか?』
簪『私も今来たところですよ』
ベリアン『よかった。今日は暑いですからね』
簪『では学校に行きましょうか』
ベリアン『はい』

足を踏み出そうとすると少し彼女の顔が暗くなった気がした。
気分でも悪いのだろうか?
女性にそのようなことを聞くのは少し抵抗がある…
いろいろ考えていると彼女が先に語りかけた。

簪『ね、ねぇ…あのね…』
ベリアン『どうしましたか?』

怯えている。何かされているのだろうか?
だとしたら恋人失格だ。
彼女が続きを話し始める。

簪『虐め…られてて…』
ベリアン『は…?』

1番聞きたくなかった言葉が今聞こえた。
嘘だと信じたい。
あなたを守れなかった。守っているつもりだった。
そんな事考えている暇じゃない。相手を聞かないと

ベリアン『誰にそんな事をされているんですか』
簪『え…?』

つい強い口調で言ってしまった。
しかし
貴方は“夜の海“のような瞳から少し光が見えた。
そうとう辛かったのだろう…

ベリアン『何故貴女が傷つかないといけないんですか』
簪『知らないですよ…そんな事…助けてください…(இωஇ`。)』
ベリアン『絶対に助けます』
絶対などこの世には無いのだろうだが、
『貴女を助けたいという気持ちは誰にも負けない』
それは分かる。
まずは簪さんの友人の__さんにお話を聞いてみましょう

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