現パロ
ご本人様は無関係
ベリアン視点
日差しの強い朝
目覚ましの音に起こされ
ベットから降りて1階に向かう
朝ごはんを済ませ時計を確認すると
約束の時間が迫っていた
ドアを急いで開け
私の彼女に早く会いたいが為に足を動かす
約束のお店の近くまで来ると愛しくて堪らない彼女の姿が見えた。
ベリアン『おはようございます。待たせてしまいましたか?』
簪『私も今来たところですよ』
ベリアン『よかった。今日は暑いですからね』
簪『では学校に行きましょうか』
ベリアン『はい』
足を踏み出そうとすると少し彼女の顔が暗くなった気がした。
気分でも悪いのだろうか?
女性にそのようなことを聞くのは少し抵抗がある…
いろいろ考えていると彼女が先に語りかけた。
簪『ね、ねぇ…あのね…』
ベリアン『どうしましたか?』
怯えている。何かされているのだろうか?
だとしたら恋人失格だ。
彼女が続きを話し始める。
簪『虐め…られてて…』
ベリアン『は…?』
1番聞きたくなかった言葉が今聞こえた。
嘘だと信じたい。
あなたを守れなかった。守っているつもりだった。
そんな事考えている暇じゃない。相手を聞かないと
ベリアン『誰にそんな事をされているんですか』
簪『え…?』
つい強い口調で言ってしまった。
しかし
貴方は“夜の海“のような瞳から少し光が見えた。
そうとう辛かったのだろう…
ベリアン『何故貴女が傷つかないといけないんですか』
簪『知らないですよ…そんな事…助けてください…(இωஇ`。)』
ベリアン『絶対に助けます』
絶対などこの世には無いのだろうだが、
『貴女を助けたいという気持ちは誰にも負けない』
それは分かる。
まずは簪さんの友人の__さんにお話を聞いてみましょう
8/15/2023, 10:41:25 AM