みゆき

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5/7/2024, 8:27:57 AM

明日世界が終わるなら

明日世界が終わるなら、私は喜びのうちに
褒め称えよう。宿命を与えた世界を

雨も光も虹たちも寂しさ知らず
           朽ちて行く
愛人も家族も自分さえも、
       愛に酔って飛び立ってゆく

悲しむことはないんだよ
すむ世界が変わるだけ。皆が平等になるための
リセットだから。

命惜しむことないんだよ
終われば忘れることだから。
         花も風も街も皆同じ

明日世界が終わるなら、私は
       喜んで死を受け入れよう。

5/5/2024, 10:31:32 AM

君と出逢って

君と出逢って僕は変わらなかった
僕のままでいさせてくれた

 友達と共通の話題で話すとき、人はいつだって
変わらなければいけない
友達と一緒にいるにつれて、悩みを話すと、
いつのまにか変わっている

僕のままでいさせてくれる そんな友達
永遠に出来ないと思った、けど
君に出逢えて僕は僕のままでいれた

ありがとう
君に出逢えて僕は、

            幸せになれたんだ――

5/4/2024, 11:03:16 AM




耳を澄ますと





耳を澄ますと聞こえてくる
鳥のうた 木漏れ日のようなあのうたは
私のなかで木霊する

耳を澄ますと聞こえてくる
風芽吹き 髪を撫でるそよ風は涙を
優しくぬぐってゆく

耳を澄ますと聞こえてくる
君のこえ 蝶のように自由なきみの姿は
私の心の暖炉に火を灯す

耳を澄ますと聞こえてくる
世の笑い 鳥のこえに笑ってる 風の芽吹きに
笑ってる 君のこえにわらってる―




5/3/2024, 10:19:17 AM

二人だけの秘密

鈴音「約束だよ、本当に困ったら
              僕を呼んでね!」
凛 「うん!約束!」
いつだって困ったら助けて上げる。
僕は君のヒーローなんだから。だけど…。

クラスメイト「なぁ、凛wwお前目障り
なんだよwwどっかいけよ!」  ドンッ!
凛 「いったぁ。あ、あはは!ごめんね!
すぐどくね!」
鈴音「凛。なにかあった?浮かない顔だよ。」
凛 「え?そんなことないよ!元気!元気!」

君は僕に助けを求めてくれない。なのに、

他のクラスメイト「そっか、今度先生に
相談しよ!私も一緒にいてあげる!」
凛 「ありがとう。相談してよかった」

僕だけに頼ってくれない。なんで?
帰り道、一緒に帰れなくて凛の後ろを
ついて歩くようにバスに乗り僕は家への
帰り道を辿る。

バスジャック「おい!聞け!」
そいつは凛の腕をつかみ人質にとった
凛「……………。」
こんな時も僕を頼ってはくれな、

助けて―

鈴音「……!」
凛 「助けて―鈴音くん――」

僕は立ち上がりそいつを殴り倒した。
凛は二人だけの秘密を忘れてはいなかった。
二人だけの秘密は今までもこれからも
続いていくんだ。約束は消えてなかったんだ

5/2/2024, 12:38:27 PM

優しくしないで

私が好きなあのこには、他に好きな人がいる。
私との恋愛契約は結んではくれない。
急な雨に打たれて雨宿りしていたら彼も
ここにいる。彼の名前は優太。勇太は今この
瞬間でさえも私を見てはくれない。
勇太はスマホをみて言う。
「愛の奴、傘持ってないのか。
迎えに聞かなきゃな。」
「行きなよ!私は大丈夫!晴れ女だから、
時期にやむはずだよ!」
「そっか、」
彼は雨のなか走り去ってゆく。私を置いて。
これでもう諦められる。勝ったよ。自分に。
「あははは!私ってば最強!!自分に
一瞬で勝っちゃった!!」
雨のなか悲しみを押さえた微笑みで諦めた
小さな思いを涙で押し込む。その時、
「はい。」
彼が私に傘を差し出す。
「近くのコンビニで売ってたからこれ使えよ」
なんでよ、優しく。しないでよ。
「優しく、しないでよ!」
「……!」

優しくしないでよ、

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