みゆき

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4/22/2024, 10:17:48 AM

たとえ間違いだったとしても

私はほのか。クラスではいじめを家では孤立。
何一つ楽しくない人生です。辛いの一言に
当てはまります。

だから、もう。死んでしまおう
そう思いました。死んでしまったら。
なにも考えないで良い。感情を持ち合わせなくて良い。メリットしかありません。

さよなら、お母さんお父さん
さよなら、クラスのみなさん
さよなら、くらやみに染まった世界

空が足元にあるように見えた。
築いたときには……         ドンッ!
私は黄泉の世界にいた。

嗚呼 私の求めていた場所 嗚呼 やっと来れた
色んな死者が遊んでる。そのなかに一際目立つ
女の人がいた。その人は私のところに来て
話し始める。

「こんにちは。私はソンジュ。あなたたちから
すると神に値するわ。ここは三途の川へ行く
前の集合場所みたいなものよ」
「神様、」
「あなたはどうやってここに来たの?」
「自殺です。もう安らぎを得たくて。神様。
三途の川を渡っていないということは。
私はまだ死んでいないのでしょう?早く
死なせてください。逃げたいんです。もう
ここにいたくないんです。」
「……。いじめを受けていたんだそうね。
なぜやり返さなかったの?」
「彼ら達があってるので。浮いている私が
悪いんです。」
「……!」

神様は私の頬を強くたたいた。でも悪意を
感じない暖かい痛みだった。
「え?なんで叩くなんて、」


「死は逃げ場ではない!」


「……。」
「自分が傷ついてまで相手に寄り添う必要なんてないわ!えぇそうよ!あなたが悪いわ!
自分から不幸になって!命を無駄にするなんて!!
あらがって!もがいて!それでも無理だったら
ここに来なさい!あなたが死ぬ権利は何処にも
ないわ!」
「……。」
なにも言い返せない。叩かれて悲しいのに。
怒られて悔しいのに。口から言葉が出てこない。
これが間違うってことなんだ…

「間違えたって良いのよ。たとえ間違いだったとしても。その時はまた強くなれば良いのよ。」

4/21/2024, 10:27:17 AM



ポツポツ ポツリ ポツポツリ
弾ける雨音 オーケストラは
楽しげにメロディー奏でるよ

ひらひら ひらり ひらひらり
春の欠片🌸 その上で
愉快な雫の演奏が明日の朝まで続いてく


ぽかぽか ぽかり ぽかぽかり
お日さまさんさん さんさんと
昨日の雫が 光ってる

ぴかぴか ぴかり ぴかぴかり
空から振った ダイヤモンド
神様がくれた プレゼント

ゆらゆら ゆらり ゆらゆらり
僕らも さぁ 踊ろう
雫のみんなが星々のよう

きらきら きらり きらきらり
星の舞踏会 始まるよ?
クレッシェンドしてく気持ち

ポツポツ ポツリ ポツポツリ
また会う日まで さようなら
はなびらにのって とんでいく
また会う日まで さようなら
とおくのみらいで まってるよ―

4/20/2024, 11:09:26 AM

何もいらない

おもちゃもグッズも遊び場も。
どれもこれもいらないよ

生も死も運命も
なんでもかんでもいらないよ

愛も神も友情も
全部全部いらないよ

なんにもいらない
なんにもいらない
全部全部捨てちゃえば
比べるの   いらない
惨めな気持ち いらない


全部全部いらないの
命も自由も人生も

何もいらない
ナニモイラナイ―

4/19/2024, 12:15:48 PM

もしも未来を見れるなら

こんばんは。私は夢の世界で運命を売っている
未来屋の少女。みゆきと言います。細かい説明は他の作品にります。今日のお客様は……
宮水 永久(とわ)様。

先生「では、次。宮水さん。問3の答えは?」
永久「えっとぉ……。わ、わかりません。」
クラス「ははは。あいつバカじゃんw」

はぁ。未来が見えたら、備えられるのに。
急遽なんかあるとかなんとか。そんなものの
重なりだらけでもうやだ。だから勉強する
気力もでない。はぁ。未来予知でも出来たらなぁ

―午後0時―
はぁ。寝る気になれないなぁ。
でも。明日は推しのグッズ買いに行かなきゃ
だし。もう寝よ。

―夢界―
どこここ。つねってもいたくない。ってことは
夢なんだ、
「こんばんは」
「わぁ!びっくりした。あんた誰?」
「私はみゆきと言います。運命を売って
います。あなたが欲しい運命はなんですか?」
「未来が見えるようにして!」
「それは願いなので運命とは異なるので
その願いは叶えられなせん。」
「なんでよ!じゃあ、もう帰る!」
「帰る場合はあなたの運命を一つもらわないと
いけません。」
「あんたにあげるものなんてないわよ!」

「そうですか。では、さよなら」
彼女は暗闇に消えていった。私は暗闇に
取り残されたまま。
「ね、ねぇ!どういうこと!?夢なんで
覚めないの!?」
「条件をのまないからです」
「わかった!運命あげる!あげるから!」
「一度起こった運命は変えられなせん。
運命とはそういうものです。」
「うそ、でしょ」
「特別にあなたの願いを叶えましょう。
死ぬまでの未来を教えます。」
「え?」
「夢の世界から出られなくなったなあなたは
世界の境界線での不具合だと認識され、
まもなく。死に至ります。それでは。言うことは言ったのでさよなら。」
「待ってよ!やだ。いやああああああああ!」


あとがき
今のことだけしか考えていないからです。
未来は知らないから楽しく。
予知できないから面白いのです。
それに築かないなんて。だとしても。
「未来が幸せになる運命」そう言えばいいものを
「永久の幸の運命」をさせあげましたのに。
………。お命ありがたく頂戴いたします。
また次回お会いいたしましょう。

4/18/2024, 11:37:35 AM

無色の世界

こんばんは。私は夢の世界で運命を売っている
未来屋の少女。みゆきと言います。細かい説明は他の作品にります。今日のお客様は……
渡辺 彩様。

生まれ落ちたこの世界は色がなかった。
全て透明なの。そんな世界に生まれた。
みんなも皆透明。服や食べ物。全て。
でも、私は人間じゃないから。生きている。
みんなも人間じゃないから。生きられる。
食が必要ない体質だから。

でも、宇宙という
空は色がある。色が欲しい。色さえあれば
きっと。お母さんの顔も見られるのかなぁ。

「彩ちゃん。勉強はしたの?」
「まだ、」
「遊ぶ前に勉強しなさいっていつもいっている
でしょ!?約束は守りなさい」
「だって、勉強楽しくないもん!」
「あなたにはこんな無色の世界を出て
色のある世界に行って欲しいの、そのためには
賢くならないといけないのよ」
「別に賢くなってここを離れたいなんて
思ってない!!お母さんなんて大嫌い!」
私はイラつきを押さえるため寝ることにした。

―夢界―
ここ、どこ?
なにここ!?宇宙と同じ色がどこまでも
続いてる。ん…?女の子がいる。
その女の子の隣には看板があった
『色彩の運命おすすめです』どういうこと?
「こんばんは」
女の子は静寂を壊さぬように私のなかに
現れた。
「こ、こんばんは」
「色彩の運命が気になったのですか?
この運命は色をてに入れられるのです。
ちょうどあなたの世界に出張売店にきたので
おすすめです。」
「う、運命?」
「はい。好きな運命を手にする変わりに
ここにきた記憶を失います」
「好きな運命…。……。いりません。
なんの運命もいりません!」
「なぜですか?」
「記憶が失くなってしまうとはしえ。
誰かの手伝いがあって運命を手にするなんて
やだ!」
「その場合あなたの運命を一つ。頂かなければ
なりません。これは夢界から抜けるための
絶対条件です。」
「色彩のある世界に行く運命で。」

―現界―
私は声のするほうへ行く。母の声だ。
私は昔目の前に落ちてきた星の欠片を
母の胸に突き刺した。これで無色の世界に
いられる。ん?なにこの色。嗚呼これが
赤。赤っていうのか。汚い色。やっぱり
無色が一番。

私の心も無色でいい―


あとがき
彩は元々色が好きでは無かったようですね。
いえ興味が無かったと言うのかもしれません。
追い出そうとする母親を自らの手でなくした彩は
また心が空っぽになりこよなく愛した
透明の心を手にしたのですね。
運命をありがたく頂戴いたします。
また次回お会いいたしましょう

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