みゆき

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もしも未来を見れるなら

こんばんは。私は夢の世界で運命を売っている
未来屋の少女。みゆきと言います。細かい説明は他の作品にります。今日のお客様は……
宮水 永久(とわ)様。

先生「では、次。宮水さん。問3の答えは?」
永久「えっとぉ……。わ、わかりません。」
クラス「ははは。あいつバカじゃんw」

はぁ。未来が見えたら、備えられるのに。
急遽なんかあるとかなんとか。そんなものの
重なりだらけでもうやだ。だから勉強する
気力もでない。はぁ。未来予知でも出来たらなぁ

―午後0時―
はぁ。寝る気になれないなぁ。
でも。明日は推しのグッズ買いに行かなきゃ
だし。もう寝よ。

―夢界―
どこここ。つねってもいたくない。ってことは
夢なんだ、
「こんばんは」
「わぁ!びっくりした。あんた誰?」
「私はみゆきと言います。運命を売って
います。あなたが欲しい運命はなんですか?」
「未来が見えるようにして!」
「それは願いなので運命とは異なるので
その願いは叶えられなせん。」
「なんでよ!じゃあ、もう帰る!」
「帰る場合はあなたの運命を一つもらわないと
いけません。」
「あんたにあげるものなんてないわよ!」

「そうですか。では、さよなら」
彼女は暗闇に消えていった。私は暗闇に
取り残されたまま。
「ね、ねぇ!どういうこと!?夢なんで
覚めないの!?」
「条件をのまないからです」
「わかった!運命あげる!あげるから!」
「一度起こった運命は変えられなせん。
運命とはそういうものです。」
「うそ、でしょ」
「特別にあなたの願いを叶えましょう。
死ぬまでの未来を教えます。」
「え?」
「夢の世界から出られなくなったなあなたは
世界の境界線での不具合だと認識され、
まもなく。死に至ります。それでは。言うことは言ったのでさよなら。」
「待ってよ!やだ。いやああああああああ!」


あとがき
今のことだけしか考えていないからです。
未来は知らないから楽しく。
予知できないから面白いのです。
それに築かないなんて。だとしても。
「未来が幸せになる運命」そう言えばいいものを
「永久の幸の運命」をさせあげましたのに。
………。お命ありがたく頂戴いたします。
また次回お会いいたしましょう。

4/19/2024, 12:15:48 PM