アウロラ

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4/15/2025, 2:57:34 AM



君はいつも、
遠い目をして桜を見上げる。
その姿は、
まるで桜の花弁のように淡く儚い。
舞い散る花びらの中、
君の目には何が映っているのだろう。
誇らしげで、でも寂しそうで、
悲しみの淵に佇む愛おしさに、
心が揺れる。
嗚呼、どうしても君を失いたくない。
消えそうで、消えないその存在に、
私/僕はどう向けば良いのだろうか。
どう見つめれば、
君を理解できるのだろう。
未来が描けなくて、
今はただ、君の傍にいたいと願う。
桜舞う季節に、過去と未来が交錯して。






4月15日(火曜日)
【テーマ:未来図の/ひとひら】

4/10/2025, 3:29:32 AM



「約束」という言葉は、まるで魔法のように人の心を温める一方で、時には重い呪いのようにも感じられる。この言葉は、まさに微妙なバランスを持つ。手のひらで温もりを感じられるような、優しく繋がる約束。互いの未来を信じるその瞬間、約束は柔らかな光を放つ。しかし、逆にそれが破られたとき、その影は深く心に刻まれ、永遠に続くような痛みを伴う。

私の中にも、そうした約束がいくつかある。口に出してしまうことで、それが現実となり、責任を伴う。だからこそ、時には心に留めることを選ぶ。言葉にならない約束は、無邪気で自由だ。誰かとの絆が強ければ強いほど、その約束は果てしなく広がり、心の中で静かに息づいている。たとえそれが曖昧であったとしても、私の中で温かい光を放ち続ける。約束は、私の心の中で静かに育まれ、時折思い出すことで新たな意味を持つことだと思っている。





4月9日(水曜日)
【テーマ:遠い約束/見えない内側】

4/6/2025, 5:45:40 AM




始まりの恋は、一瞬の気づきから芽生える。彼の笑顔、そして彼の隣にいるだけで感じる微かな安心感。それはまるで心の中に小さな火花が散っていくようで、彼の仕草に目が吸い寄せられる。ふとした瞬間、彼の目が私と交わった時、鼓動が早くなる自分に気づく。彼の笑い声は何より心地よく、もっと知りたいという思いが自然に湧き上がる。

友達との集まりが増えるたびに、彼の存在はどんどん大きくなっていく。その場にいることが、私にとって特別な意味を帯びてくる。「最近、彼と過ごすことが多い気がする。私、もしかして彼に…」その思考が胸をよぎるたびに、期待と緊張が混ざり合う。そして、誰もいない場所で思わず漏れる言葉。「あなたが好きだよ」と。その瞬間、少しの恥ずかしさと共に、自己の心の声が空気に溶け込んでいく。

この恋の始まりはまだ小さな光だけれど、確かに心の中で育っている。これから彼との距離がどのように変わっていくのか、期待とともに胸が高鳴る一方で、照れくさい自分に少し罪な味を抱いてしまう。それでも、その甘酸っぱい感覚がたまらなく、まだ始まりにすぎないこの恋を愛しいと感じる。






4月6日(日曜日)
【テーマ:好きだよ/愛しいあなたへ🌷.*】

3/28/2025, 3:59:09 AM




愛らしい桜が咲き誇る季節、ふと見渡せば、場所によってその美しさは異なります。しかし、この美しさの裏側には、じわじわと感じる''何かが可笑しい''という不安が潜んでいます。令和に入ってから、私たちは何かを失ったような、取り戻せない何かが存在するような気がしてなりません。

美しい景色は時に灰色に染まり、栄光ある街は静かに炎へと包まれていく。時には、声に耳を傾けずにはいられない。言葉にできない思い、それは震える歯車のように、社会全体の足音がこの先に反響します。訪れる人々は、まるで何かに気づきながらも、本当のところはわからない、そんな微妙な心持ちでいるのでしょう。

夢から覚めてはいけない。いつも通りの生活を続き、日々の喜怒哀楽を楽しむことこそ、今の私たちに求められていることです。正しいと思う道を歩みながらも、罪を背負うこともまた、生命の一部です。試練に失敗すれば、それが根を張る肥やしとなり、やがて思いの実を結ぶでしょう。2025年、そしてその先に待つ未来に向けて、希望を忘れずにいてほしいのです。

プロ野球の大谷翔平選手やスケートの羽生結弦選手を引き合いに出すと、ちょっと大袈裟だと思われるかもしれません。しかし、彼らの姿は今を生きる私たちそのものです。私たち一人一人が、目の前の道を進まなければ、何も得られないのです。時は待ってくれず、前に進むしかありません。

この文章を書いた理由は、私たちが抱えている思いや不満が、いつの間にか消えてしまいそうだからです。そのために、今の日本における大切な思いを整理し、皆さんにも感じて欲しいと思ったのです。もしここまで読んでくださった方がいたら、心から感謝します。どうか、皆様が良い道を歩まれますように…🌸🫧






3月28日(金曜日)
【テーマ:春爛漫/2025年の思えた声】

3/24/2025, 3:45:38 AM




雲った空を見上げると、目の前に広がるは、白くふわふわとした光景ばかり。暗くもない、光も見えず、ただそこにあるのは、曇りの世界。心に漂う寂しさと孤独感が、ふとした瞬間に訪れる。しかし、その一方で、何故か心地よさも感じる。光の華やかさは薄れゆくけれど、それは決して永遠ではない。まるで、人生の起伏を映し出すかのように。

太陽の光が心を晴れやかにし、夜には静けさが心を安らげてくれる、そんな日常のサイクル。だけど、この雲がもたらすものは、また違った静けさで心を包み込む。雲の存在は、まるで私たちの感情の起伏を映し出しているようだ。時には重くのしかかり、またある時は優しく包み込む。

自然現象である雲が、実は私たちの心情と繋がっていることに、思わずクスッと笑ってしまう。人の感情も、こうして自然と共鳴しあうものなのだろうか。私はそのことを思うと、ちょっぴり愛おしく感じる。

雲が切れ、陽の光が差し込むこともあれば、また新たな雲が湧き立つこともある。それでも、この変化の中で、私は自分自身を見つめることができる。心の中の高低差や浮き沈みを、静かに受け入れることができる。季節の移り変わりのように、感情もまた絶えず変わり続けるのだなと、あらためて思う。

そんな気持ちの整理が、雲を見つめることで叶う。この空の下、私は少しずつ、自分自身を知る旅を続けている。雲のように、時折重たく、時には軽やかに、私は自分の心の旅を続けていくのだ。






3月24日(月曜日)
【テーマ:雲り/ちょっと面白いかも🫧】

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