始まりの恋は、一瞬の気づきから芽生える。彼の笑顔、そして彼の隣にいるだけで感じる微かな安心感。それはまるで心の中に小さな火花が散っていくようで、彼の仕草に目が吸い寄せられる。ふとした瞬間、彼の目が私と交わった時、鼓動が早くなる自分に気づく。彼の笑い声は何より心地よく、もっと知りたいという思いが自然に湧き上がる。
友達との集まりが増えるたびに、彼の存在はどんどん大きくなっていく。その場にいることが、私にとって特別な意味を帯びてくる。「最近、彼と過ごすことが多い気がする。私、もしかして彼に…」その思考が胸をよぎるたびに、期待と緊張が混ざり合う。そして、誰もいない場所で思わず漏れる言葉。「あなたが好きだよ」と。その瞬間、少しの恥ずかしさと共に、自己の心の声が空気に溶け込んでいく。
この恋の始まりはまだ小さな光だけれど、確かに心の中で育っている。これから彼との距離がどのように変わっていくのか、期待とともに胸が高鳴る一方で、照れくさい自分に少し罪な味を抱いてしまう。それでも、その甘酸っぱい感覚がたまらなく、まだ始まりにすぎないこの恋を愛しいと感じる。
4月6日(日曜日)
【テーマ:好きだよ/愛しいあなたへ🌷.*】
4/6/2025, 5:45:40 AM