Mirei

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10/15/2024, 1:30:11 PM

題【鋭い眼差し】
(登場人物→莉緒、隼人、太陽)

「今日はいよいよ体育祭だ~!」
「そうだね。」
「俺さ~、楽しみすぎて全然眠れなかったよ!」
「分かるな~!」
「ねぇ、莉緒?」
「ん?どうしたの?」
「体育祭、役員、頑張ろうね。」
「うん!だね。」

キーンコーンカーンコーン…
ー生徒の皆さんは、開会式準備を始めてください。繰り返します。ー

「莉緒ちゃんって、放送委員会だから、開会式の放送行かないとじゃない?」
「あっ!?そうだった!ごめんね、2人とも。隼人は、後で!」
「僕達も行こうか。」
「だね~!」

ーこれから、令○○年度、体育祭を始めます!ー
「隼人~!ごめん!待った?」
「っ!?似合ってるね。ポニーテール。」
「えへへ。ありがとう!可愛い?」
「うん。すっごく!」
「っ!?ありがとう。」

「良い感じじゃん!莉緒と隼人。」

「よし!荷物運び、がんばるぞ♪」
「うん。頑張ろうね。」
「意外と重いんだね。」
「だね。」
「よいしょ。」
良かった、なんとか持ち上がった!このまま。
ドンッ!
「ってわぁ!?」
ぶ、ぶつかる!?
「っ!?莉緒ちゃん!」
「っ。」
トンっ。
「大丈夫?莉緒。」
「っ!?///ち、近い。」
「あっ、ごめん!」
「ありがとね。隼人。びっくりしたよ~。」
「気をつけてね。」
「うん。」
って、女の子達からの眼差しが痛い…。
まぁ、だよね~。隼人、イケメンだし。
私と仲良くしてたら、勘違いしちゃう子だっている。
「莉緒?顔、暗いよ(笑)明るく、明るく!」
「だね!せっかくの体育祭だしね!」
「隼人~?いる?」
「太陽?」
「次、借り物競争だからね!」
「あっ!そうだね。隼人出るんだった。」
「うん。ジャンケンで負けた…。」
「そっか。」
「はい、はい。準備して~!」
「分かった。ありがと。教えてくれて。」
「全然良いよ!」
「じゃあ、隼人が出るとき最前列で見るね!」
「え~!緊張するな~!」
「頑張ってね!」
「うん。頑張るね!」
「隼人!ファイト!」
「「「オー!!」」」

ー続きは明日!かな?(笑)ー

10/14/2024, 2:34:43 PM

題【高く高く】
(登場人物→莉緒、隼人、太陽)

「ちょっと良いかな?莉緒さん。」
「なに?私ですか?」
「そう。あの、ずっと、莉緒さんの子とが大好きでした!」
「っ!なんで?私なんか、可愛くないし。」
「全部が可愛い!全部が大好きなんだ。だから、俺と付き合ってください!」
「えぇ!?」
「へ、へ、返事は急いでないから!じゃ!」
ドタドタ!

「えー。困っちゃったな~。」
「落ち込んでるの?」
「隼人!?いつの間に?」
「良いじゃん!イケメンで高身長で性格もかっこいい!完璧じゃん。理想じゃない?」
「そうなんだけど…。私、好きな人がいるかも?」
「っ!?」
莉緒って好きな人いるの!?最悪…。
ってあれ?なんで僕、最悪って?
「まぁ、良いじゃん!どんな時も気分高く!成績高く!笑顔100!だよ。」
「ふふっ。成績高くって(笑)おかしい隼人!」
「あはは。笑ってくれた。」
「えっ?」
笑わせようとしてくれてたんだ。
「ありがとね。隼人!」
「よーし!明日、断ってみる!」
「がんばれ。大丈夫、いざというときは僕が助けに来るから。」
「ふふっ。ありがと~!」
「はいはい。今日はもう帰ろ?」
「だね~。」

10/13/2024, 12:57:03 PM

題【子供のように】
(登場人物→莉緒、隼人、太陽)

「では、えーと?体育祭がもうすぐあるのは、みんな分かってるよね!」
「今日は、体育祭の役員とか、出る種目を決めるよ!」
ー体育祭の主な種目、内容ー
・リレー 4人
・表現、ダンス 6人
・チアリーダー 3人
・荷物運び 2人
・審判 2人

「どれにしようかな?」
「決めていくから、手を上げて。一部の人限定!」
「荷物運び、やりたい人?」
「はい。」
「1人?隼人、ね。」
隼人、荷物運びか。じゃあ、私も!
「あと1人は…。」
「はい!やりたいです!」
「わぁ!?びっくりしたよ。莉緒ちゃん(笑)」
「っ!」
莉緒と一緒の役員。
「///。」
隼人と一緒!
「他も決めていくよ?」

「やっと決まった~!」
「お疲れ太陽。」
「本当にお疲れ様!」
「なかなか決まらなかった~(笑)」
「そうだね。」

「あの!!莉緒ちゃん!」
「っ!○○ちゃん…。どうしたの?」
また、悪口、かな。
「その、い、今まで、ごめんなさい!」
「えっ!?」
「ごめんね。辛かったよね。本当にごめんね。2人と仲良い莉緒ちゃんが羨ましくて。」
「うん。良いよ。反省してくれて、すっごく嬉しいから!」
「ありがとう。これから、友達になってくれる?」
「うん。良いよ、よろしくね。」

「良かったね。莉緒ちゃん!女の子の友達、できた。」
「良かったよ~!」
「良い子だね。あの子。」
「うん。」

莉緒に友達ができた!
少し安心しちゃった(笑)
体育祭はもう間近!? ドキドキの展開!?
どうなっちゃうの~!(笑)
では、また次!

10/12/2024, 11:29:06 AM

題【放課後】
(登場人物→莉緒、隼人、太陽)

「今日、トイレに逃げちゃった。」
だって、隼人が無視して。
本当に焦っちゃって、それで、。
「帰ろっかな。」

「ねぇ、君?」
「えっ?私、ですか?」
「そうそう!君、やっぱり可愛いね!」
「えっ?何ですか。」
ガシッ!
「へ!?」
「ちょっとさ、俺と遊ばね?」
な、ナンパ!?
「やっ、やめてください…。」
「来いって!絶対楽しいからさ。」
「嫌です。」
「彼氏いるの?」
「いないですけど。」
「へ~。君可愛いのにねー。」
「いい加減に!」
「何してるの?俺の彼女に。」
「は?」
「へ?は、隼人?」
「なんだよ、お前。」
「聞こえなかった?俺の彼女。そいつ。」
「はぁ?でもさっき、彼氏いないって!」
「う、う、嘘です!」
「じゃあ。そう言うわけなんで!」
パシッ!
「じゃあな♪」

「あ、その、ごめんね。隼人。」
「…。」
「私がなんかしちゃったんだよね。だから、この間。」
ポタポタ。
えっ?なんで、涙なんかが出るの?
「違う。違うよ。」
「えっ?じゃあ、なんで無視したの?」
「それは、莉緒がいじめられてる理由が俺だったから、俺が離れれば、みんな、莉緒のこと嫌いにならないと思った。ごめん。」
「な、なーんだ!そっか。」
「怒らないの?傷つけたのに?」
「だって、隼人の思いやり、でしょ?ありがとね。」
「う、うん。」
「明日からいつも通り!」
「うん。」

「さっきのこと、忘れて。」
「は、はい!」

良かったよ~、仲直りできた。
また、たっくさんお話していきたいな!

10/10/2024, 1:48:48 PM

題【涙の理由】
(登場人物→莉緒、隼人、太陽)

「よし。いつも通り自習をしようかな。」
私は1人、夕暮れ時の教室で勉強をしよ、うとしたんだけど…。
「ねぇ、うちのクラスの莉緒ってやつさ~、隼人と馴れ馴れしくない?」
「だよね?彼女でもないくせにさ~。」
本当に小さな、多分そこまで考えてない言葉だと思うんだよね。
でも…、ポタポタ。
あれ?なんで涙なんか。
はぁ。
「っ!?」
ないてる!!莉緒が?なんで!?
「どうしよう?俺も自習をしようと思ったのに。」
声、掛けるか。
「莉緒ちゃん?大丈夫?」
「っ!!太陽くん。ぜっんぜん♪なんで?」
「えっ、その、さっき泣いてたのを見ちゃった。」
「あ、あっはは。見ちゃったか~。」
「ごめん。俺でよかったら、理由教えてくれる?」
「う、うん。」
私は、さっきの出来事をすべて話した。
「俺たちがいるじゃん。本当の親友!」
「でも、私が太陽くんや隼人と仲良くしてたから、こうなっちゃった、から。距離を置くべきなんだよ。」
「っ!!それは違う。」
「へ!?」
「莉緒ちゃんは、莉緒はどうしたいの?」
「これから、も親友以上、みたいな大親友になりたい。」
「じゃあ、なろう?人の言うことは無視!」
「うん。ありがとね。」
「いいよ。あと、これからは、大親友になるために、お昼も一緒に食べようね!」
「だね。」

「俺のせいで、莉緒が悪口を言われてるんだ。距離を置くべき。しばらくは。」
ー次の日ー
「おはよ~!みんな。」
「っ!!…。」
「えっ?あっ。」
「おはよう!莉緒ちゃん!」
「おはよ。太陽くん!」
ガラガラ、
「隼人~!おはよう。」
「おっ。太陽。おはよ!」
「おはよう。隼人くん!」
「っ!…。」
「えっ!!」
「ちょっ!?隼人!?なんで莉緒ちゃんに無視?」
「…。」
「ごめん。ちょっと外すね!トイレ!」
どうして?

どうして、隼人も無視するの?

隼人は莉緒が幸せになるために。
莉緒はそれが苦しくて悲しかった。
お互いの気持ちがすれ違うなか、太陽のとった行動とは!?

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