題【放課後】
(登場人物→莉緒、隼人、太陽)
「今日、トイレに逃げちゃった。」
だって、隼人が無視して。
本当に焦っちゃって、それで、。
「帰ろっかな。」
「ねぇ、君?」
「えっ?私、ですか?」
「そうそう!君、やっぱり可愛いね!」
「えっ?何ですか。」
ガシッ!
「へ!?」
「ちょっとさ、俺と遊ばね?」
な、ナンパ!?
「やっ、やめてください…。」
「来いって!絶対楽しいからさ。」
「嫌です。」
「彼氏いるの?」
「いないですけど。」
「へ~。君可愛いのにねー。」
「いい加減に!」
「何してるの?俺の彼女に。」
「は?」
「へ?は、隼人?」
「なんだよ、お前。」
「聞こえなかった?俺の彼女。そいつ。」
「はぁ?でもさっき、彼氏いないって!」
「う、う、嘘です!」
「じゃあ。そう言うわけなんで!」
パシッ!
「じゃあな♪」
「あ、その、ごめんね。隼人。」
「…。」
「私がなんかしちゃったんだよね。だから、この間。」
ポタポタ。
えっ?なんで、涙なんかが出るの?
「違う。違うよ。」
「えっ?じゃあ、なんで無視したの?」
「それは、莉緒がいじめられてる理由が俺だったから、俺が離れれば、みんな、莉緒のこと嫌いにならないと思った。ごめん。」
「な、なーんだ!そっか。」
「怒らないの?傷つけたのに?」
「だって、隼人の思いやり、でしょ?ありがとね。」
「う、うん。」
「明日からいつも通り!」
「うん。」
「さっきのこと、忘れて。」
「は、はい!」
良かったよ~、仲直りできた。
また、たっくさんお話していきたいな!
10/12/2024, 11:29:06 AM