題【もしも君が】
もしも君が、人のことを知らないうちに傷つけてしまっているならどうする?
例えば、、ね
俺は、世界1のゲーム実況者なんだよ!
活動を始めたきっかけは、推し。
元気をもらったんだ。
ずっと、悩んでたことがあって、まぁそれに関してはこのあとね!
俺の学校での様子を少し見せちゃうよ~!
~朝~
「おはよっ!」
「おっは~」
こんな感じで、順調だよ
「あのさ、○○~悪いんだけど、この書類、持っていくの手伝ってくれないかな?」
「あっ、うん!もちろん良いよ良いよ!」
「あざまる~(笑)」
「おいっ!」
「相変わらず身長ちっちゃいな(笑)」
「ふざけんなぁ~(笑)」
楽しい。
今は、ね。
さっき言った話の続き、言わないとね!
~俺の過去~
「気持ち悪いんだけど、女の子だよね?」
「俺とかいってんだけどwww」
「ありえなぁ~!ww」
バシャッ!
「汚いよぉ~、女の子なのにはしたなぁーいww」
はぁ、女の子女の子って。
うるさいんだよ、、、
俺って言っちゃだめなの?
男の子と仲良くしちゃだめなの?
なに?性別って、
障害者障害者って。
「う、るさい。」
「はあ?逃げんの?(笑)」
もう!嫌だ、
みんなは?
最初に読んでたとき、どう思った?
女の子じゃないと思ったでしょ(笑)
題【水たまりに映る空】#9
(染谷うる、赤根れい、莉李、茉愛)
ー昨日の続きー
「私は、困っている人を助けたいと思ったの」
茉「そう思った、きっかけとかはありますか?」
「実はね、私の息子が思い病気と長年向き合っていて、、、」
れ「えっ、?」
病気と言う言葉にいち早く察したのはれいちゃん。
「だから、他の子もきつい子がいるかもしれないと思ってね。人生は楽しんでほしいから。」
れ「っ、、、!」
人生は楽しむ。
だよねっ。だからこそ、笑顔でいなきゃ。
なのに、なのに、涙が止まらなくなる。
う「れいっ。大丈夫ですよ。」
茉「えぇ?どうしたの?」
そっか、茉愛ちゃんにはまだいってないんだ。
私の希望で、まだ隠しているまんま。
れ「ちょっと、嬉しくなっちゃってっ!」
莉「そっか。」
れ「素敵な言葉、インタビューありがとうございましたっ!」
う「ありがとうございました。」
莉「僕たちも頑張りますっ。」
茉「また、お話を聞きに越させていただきますね」
「えぇ、是非来てね!」
れ「嬉しかった。私もあんな素敵な大人になりたいな。」
なれるかな。
その前に病気で、とか。
だめだめっ、下向きになっちゃったら。
気分も落ち込んじゃう。
でも、不安。 私の未来なんて誰にも分からないんだ。
う「、れ、、れ、い…れい?」
れ「あ、あぁ、ごめんね。どうしたの?」
う「大丈夫ですよ。不安になることなんて一ミリも無いですからね!」
莉「そうそう。いじめから守ってくれたから、僕だって助けてあげたいもんね。」
茉「私も、先輩として手を差しのべてあげたいな?」
れ「うるくん、莉李くん、茉愛ちゃんっ。ありがとう!」
お母さん、私、不安をぶつけちゃったりしたときもあったね。
本当にごめんなさい。
でも、素敵な友達がたくさんできたっ。
まだまだ、行きたいかな。
ありがとう! そして、まだまだ一緒に生きよう。
題【恋か、愛か、それとも】
(染谷 うる、赤根 れい、莉李、茉愛)
れ「わぁ~✨初めて、見た…!自分の目で海をっ」
れいちゃんは、もう中学生。
だけど、心臓が弱かったのもあり、あまり外に出られてなかったんだ。
そりゃ、初めての海にワクワクするのも分かっちゃうな。
う「どうですか?初めての海。」
れ「もう、何て言うんだろうっ。嬉しいよぉ…」
う「とは言っても見学ですけどね。笑」
れ「うぅ、、、そうだけど~、ちょっとくらいは良いでしょっ?」
う「うっ、、、しょうがないですね…///」
れ「えへへっ!やったぁ!」
相変わらず、うるくんはれいちゃんに弱い笑
好きな人にあんなこと言われたらね。
ときめかない人は居ないよね。
茉「なーに、遠くの方見てるの~?」
莉「わぁっ!?せ、せせ、先輩!?」
茉「なんか、ニコニコしてて、嬉しそうだったよ?」
莉「そうですか?まぁ、みんなで、特にれいちゃんと来たことなくって、すごくワクワクしてますっ」
茉「ふふっ。そっか!じゃあ、そろそろ本題に入ろっかな。」
莉「ですね。二人とも~!」
う「あっ、行きましょう♪」
れ「うんっ」
れ「なんで、みなさんはボランティアをしているのですか?」
「俺は、人の笑顔が大好きだから。」
「私は、困ってる人を助けてあげたいと思ったの」
まだ続く
題【そっと包み込んで】#8
(染谷 うる、赤根 れい、莉李、茉愛)
「今日は見学らしいですね。」
「楽しみだなぁ~!」
そう、僕たちは今、駅の前で先輩が来るのを待っています。
今日は見学。
僕たちは、正式に生徒会役員となったので、その見学として、外の校外学習、という形で見学に行きます。
「でも、先輩が来ないですね?」
「男性の方だったっけ?」
「お、男の子、、、」
れいちゃんの顔が青ざめる。
そりゃそうだ。
れいちゃんは、小さい頃から病気をもっている。
心臓病だ。
小さい頃に、男の子に意地悪されちゃって、心臓病が発症してしまったんだ。
僕も詳しくは知らない。
なんかしらの衝撃で、心臓がもたなかったらしい。
なんとか、助かったんだけど、その事が、ずっと、トラウマなんだ。
みんなには、大丈夫な様に振る舞ってるけど。
「大丈夫です、れい。僕がいますからね。」
そう言ううるくんは、そっと、れいちゃんを「包み込んで」いて。
「っ。ありがとうっ!うるくん、莉李くんも。」
「体調が悪くなったら、いつでも言ってね。」
「そうですよ。健康第一ですからね!」
「分かってる。心配してくれてありがとう。」
パタパタパタッ
急に足跡が近づいてきた。
そう思い、振り返ってみると、
「ごめんね!遅れちゃったー!?」
なんと、汗だくの茉愛先輩がいた。
「茉愛ちゃん✨」
「「茉愛ちゃん!?」」
僕とうるくん、二人して反応する。
「いつのまに、そんな親しい関係に?」
「こなえだ!茉愛ちゃんすっごくオシャレさんなんだよ!」
「えへへっ。そうかな~?ありがと。」
「仲良しだね。」
「ん?先輩はなんの用事ですか?」
「生徒会の見学だよね!その、くる予定だった子が、急に体調が悪くなっちゃって!変わりに。」
「そうなんですね✨」
「よろしくお願いします!」
「うんうん、よろしく!」
「やった!茉愛ちゃんと!?」
「そうだよ~!」
「改めて、よろしくお願いします。では、そろそろいきましょうかね。」
「だね!」
ー見学に!ー
題【空に溶ける】#7
(染谷 うる、赤根 れい、莉李、茉愛)
「失礼します。」
うわー、緊張するなぁ、、、
まさか、生徒会室に入ることになるなんて…!
「どうぞー!あっ、やっほー、莉李くん!」
「ど、どうもっ。」
「なにしに来たの~?あっ、もしかして、応募だっり…?」
「はいっ、ボランティア部の役員に入りたいんです!」
「わ、私も!人を助けたくて…。」
れいちゃんが発する言葉には、すべてに説得力がある。
そして、その顔からは、少し、不安そうな顔で。
「わぁ~!ありがとうね♪よろこんで。」
「ありがとうございます!茉愛先輩。」
僕はしっかりと、真のある声でお礼をいった。
「ところで、見ない顔だね?そこの女の子。」
そして、先輩はれいちゃんに話しかけた。
「あっ、はい!久しぶりの学校で。」
「そっか?まぁ、辛くないんだよね?学校。」
「は、はい!なんなら行きたかったぐらいで、笑」
「んー、そうなんだ?よく分からないし、事情は、あなたが話してくれるときに聞こうかなっ。」
「あっ、はい!ありがとうございます!」
「これから、よろしくね!」
「こちらこそです!」