Mirei

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題【水たまりに映る空】#9
(染谷うる、赤根れい、莉李、茉愛)
ー昨日の続きー
「私は、困っている人を助けたいと思ったの」
茉「そう思った、きっかけとかはありますか?」
「実はね、私の息子が思い病気と長年向き合っていて、、、」
れ「えっ、?」
病気と言う言葉にいち早く察したのはれいちゃん。
「だから、他の子もきつい子がいるかもしれないと思ってね。人生は楽しんでほしいから。」
れ「っ、、、!」
人生は楽しむ。
だよねっ。だからこそ、笑顔でいなきゃ。
なのに、なのに、涙が止まらなくなる。
う「れいっ。大丈夫ですよ。」
茉「えぇ?どうしたの?」
そっか、茉愛ちゃんにはまだいってないんだ。
私の希望で、まだ隠しているまんま。
れ「ちょっと、嬉しくなっちゃってっ!」
莉「そっか。」
れ「素敵な言葉、インタビューありがとうございましたっ!」
う「ありがとうございました。」
莉「僕たちも頑張りますっ。」
茉「また、お話を聞きに越させていただきますね」
「えぇ、是非来てね!」

れ「嬉しかった。私もあんな素敵な大人になりたいな。」
なれるかな。
その前に病気で、とか。
だめだめっ、下向きになっちゃったら。
気分も落ち込んじゃう。
でも、不安。 私の未来なんて誰にも分からないんだ。
う「、れ、、れ、い…れい?」
れ「あ、あぁ、ごめんね。どうしたの?」
う「大丈夫ですよ。不安になることなんて一ミリも無いですからね!」
莉「そうそう。いじめから守ってくれたから、僕だって助けてあげたいもんね。」
茉「私も、先輩として手を差しのべてあげたいな?」
れ「うるくん、莉李くん、茉愛ちゃんっ。ありがとう!」
お母さん、私、不安をぶつけちゃったりしたときもあったね。
本当にごめんなさい。
でも、素敵な友達がたくさんできたっ。
まだまだ、行きたいかな。
ありがとう! そして、まだまだ一緒に生きよう。

6/5/2025, 1:11:10 PM