題【空に溶ける】#7
(染谷 うる、赤根 れい、莉李、茉愛)
「失礼します。」
うわー、緊張するなぁ、、、
まさか、生徒会室に入ることになるなんて…!
「どうぞー!あっ、やっほー、莉李くん!」
「ど、どうもっ。」
「なにしに来たの~?あっ、もしかして、応募だっり…?」
「はいっ、ボランティア部の役員に入りたいんです!」
「わ、私も!人を助けたくて…。」
れいちゃんが発する言葉には、すべてに説得力がある。
そして、その顔からは、少し、不安そうな顔で。
「わぁ~!ありがとうね♪よろこんで。」
「ありがとうございます!茉愛先輩。」
僕はしっかりと、真のある声でお礼をいった。
「ところで、見ない顔だね?そこの女の子。」
そして、先輩はれいちゃんに話しかけた。
「あっ、はい!久しぶりの学校で。」
「そっか?まぁ、辛くないんだよね?学校。」
「は、はい!なんなら行きたかったぐらいで、笑」
「んー、そうなんだ?よく分からないし、事情は、あなたが話してくれるときに聞こうかなっ。」
「あっ、はい!ありがとうございます!」
「これから、よろしくね!」
「こちらこそです!」
5/20/2025, 1:22:49 PM