題【世界に一つだけ】
「はい!これ、ひなたくんへのプレゼントだよ。」
「えっ。僕への!?」
「うん。ひなたくん!だいだい、だーい好き❤️」
「葵ちゃん!僕もだよ。大きくなったら結婚しようね!」
「ありがとう❤️」
「いーよ!」
「懐かしいね~!」
「もう!恥ずかしいよ!」
「あれは、世界に一つだけの葵ちゃんからのプレゼントで~、」
「やめてってば~!」
「へ~、葵、告白したんだ~。」
「えっ!それは、小さい頃だし…。」
「でも今も?」
「いじらないでよ~。」
「葵ちゃんも、ひなたも可愛いね。」
「だろだろ?葵は世界で1番可愛いの!」
「はぁ。」
「でも、良いね!世界に一つだけのプレゼント!」
「確かにね。」
「今度、4人で交換しあわない?」
「えっ~、なにそれ楽しそう❤️」
「じゃあ、今度やろっか?」
「賛成~!」
キーンコーンカーンコーン、キーンコーンカーンコーン…。
「もう下校時刻だね。じゃあ、解散!」
「またな~!」
「ばいばい。」
「さようなら!」
「じゃあね。」
題【胸の鼓動】
「ねぇ葵、胸の鼓動ってなんでしょう?」
「どうしたの?急に。」
「なんか、小説で読んだのですけど、実際にあったらどんな感じなんだろうと、思いまして…。」
「うーん。ロマンチックな時になるんじゃない❤️」
「経験したいか、したくない。どっちが良い?葵」
「私?私は経験したくないかな。」
「なんでですか?」
「だって、ひなたくんにされたら、顔を一生見れなくなるから。かな❤️」
「へ~!葵なりの愛、だね!」
「えへへ。」
「あっそうだった!私、今度から演劇部に入るんだ。」
「えっ!凄いじゃん!すみれ。」
「そうかな?明日からなんだ。」
「何を演じるの?」
「シンデレラだよ。」
「主役!?」
「そうだけど。」
「凄すぎだよ❤️」
「うっ!緊張で胸の鼓動が速く感じちゃうよ!」
「おっ!」
「何?なんですか?」
「胸の鼓動、経験できたじゃん❤️」
「本当だ!?だけど、私が経験したいのはこの鼓動じゃないよ~!」
題【時を告げる】
(登場人物⇒すみれ、ふうま、葵、ひなた)
~時を告げるとき、君との記憶をなくすとしたら~
「なんですか?これ。」
「知らないの!?すみれ!」
「知りません。あと、ひなたは声が大きいです!」
「最近、人気小説、圧倒的ナンバーワンなんだ。」
「へ~。そうなんですね。」
「テンション低www!」
「ひなたが高すぎるんです!」
「そーかな?」
「じゃあ、私は帰ります。用は済みましたね?」
「えっ!早くね!?まぁ、じゃあね。」
ガタッ!
痛い!?えっ!
待って、待って~!階段の1番上から転んだ!?
落ちる!
「キャー!」
「よっと!大丈夫?すみれ。」
「えっ!ひなたはさっきまで教室に…。」
「いや~!やっぱ俺は気の聞くやつってことかな!」
「ありがとうございます。でも、早く下ろしてください。」
「何して、るの? 2人で、、、」
「すみれ?って、おい!ひなたは葵ちゃんがいるだろ!?」
「へっ!?違います!ふうま、葵!これは、その」
「すみれ、嘘つかないで?」
「嘘なんか、ついてません!」
「そうだよ!すみれが階段から落ちそうになってたから俺が抱き止めただけだよ?」
「本当なの?すみれ、信じて良い?」
「信じて良いよ!葵に嘘なんて絶対つきたくないから。」
「分かった!ひなたとすみれ、信じて良いんだな」
「分かった!すみれを信じるね❤️」
「ありがとう!葵!」
「私たち、ずっと友達、ね❤️」
「今日も可愛いよ!葵!」
「まぁ。ひなたがすみれを好きになることは無さそうだな。」
「そうだよ!だから安心してな。」
「ひなた、最低です!」
「えっ!俺今、失礼なこと言った!?」
「言いました!」
「言ったね~❤️」
「言ったな」
「え~!何が!」
続く、のか?
題【貝殻】
「今日は、まぁ色々あり4人で海に来ています。」
「色々って、すみれが行きたいって言い出さなかったっけ?」
「うっ、それは、違います…。」
実際言い出したのは私、だけど…。
「もう~、すみれは可愛いね❤️」
「も、もう!葵はひなたと何かしてきたらどうですか!!」
「うーん。でもせっかくだし、4人で遊びたいな。だめ?」
「えっ!だ、だめじゃないよ?でも、良いの?」
「うん。遊園地は別行動したし、海では4人で思い出作りたいなって!」
「良いね。葵ちゃん。じゃあ、4人で遊ぼう!」
「さすが、葵だな~!良い提案だね❣️」
「ありがとう。ひなたくん。じゃあ最初は…。」
「「「「ビーチボール!!!」」」」
「ぐっと、ぱーで別っれっましょ!」
これするの小学生ぶり(笑)
ふうま&葵 ひなた&すみれ
「う~。不安しかないです…。」
「ひどくない!?すみれ!」
「だって~!!」
「はい、はい。役に立てば良いんだろ?」
「頑張ろうね❤️ふうまくん。」
「うん。絶対勝とうね!」
「うん!罰ゲーム、どうする?3人とも。」
「うーん。あっ!じゃあ、負けチームが、飲み物奢りってどう?」
「「「賛成!!」」」
一試合目スタート! ピッ
「サーブか、こんな感じかな❣️」
「おっ!葵ちゃんナイス!」
「ふうまくん、パス!」 「はいよ!よいしょ!」
「きました!ひなた!」 「OK!パス、すみれ!」
「はい。任せてください!」
ピピー!!
「「やった~!」」
2試合目 ふうま&葵 勝利
3試合目 ひなた&すみれ 勝利
「勝ちました~。どうですか、ふうま。」
「強かった!すごいねすみれ!奢らせていただきます!」
「やった!」
「すみれ!強かったね~❤️負けちゃったよ。」
「帰ろっか。」
「うん。あっ、見て!綺麗な貝殻がある❤️」
「ほんとだ❣️」
「綺麗な貝殻だね。」
「これを、思い出にしよ?」
「うん!じゃあ。解散!」
「はーい!ばいばい~!」
「じゃあな。」
「さようなら!」
「あぁ。」
題【きらめき】
「あ~。きらめいてる!葵は今日もきらめき、眩しいな~!」
「もう、ひなた。いい加減にしないと葵ちゃん、怒っちゃうよ?」
「大丈夫!本人いないし!」
「いるときも言ってるじゃん(笑)」
「だって、実際そうじゃん!」
「あはは~。って言うか、葵ちゃんとすみれ、なに話してるんだろう?」
「ですよね~!私も分かりますよ。」
「やっぱり?すごく嫌だよね。」
「減らしていきたいですよね!!」
「すごい覚悟だね❤️すみれ。」
「もしかして、俺たちのこと言ってるのかな?」
「そんなわけない。葵だよ?悪口言わないし!」
「そうだ、よね!でも、不安だな。」
「出来ることは、改善すれば良いだろ?葵の理想の彼氏になりたいよ!!」
「そうだね。まぁ、聞いてみよっか。」
「葵が言うわけない。葵が言うわけない。葵が言うわけ…。」
「分かった、分かったから!」
「ねえ!葵!さっき言ってたのって僕たちの悪口!?違うよね、ねぇ~!」
「ひなたくん?違うよ❤️」
「じゃあ、なに?」
「ポイ捨ては嫌だよね!って話だけど…。」
「だよね!ごめんね!疑って。」
「全然良いですけど、急に来てびっくりしたのです。」
「あー。ごめんね!すみれ。」
「いや、全然良いですって~!」
「ごめんね!葵!」
「うん。いいよ❤️心配してくれたんだよね❣️
ありがとう。」
「天使だ~!!!!!」
「まあ、悪口じゃなくて良かったね。ひなた。」
「うん!良かった!なんかモチベ上がった気がする!」